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【ランキング】個人的Vampire Weekendアルバム・ランキング【おすすめ】

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アルバムランキング・〇〇選
この記事は約11分で読めます。

 新譜の「Only God Was Above Us」を聴いたので、現時点(2024年4月時点)までの個人的なVampire Weekendのアルバムランキングを作成してみました。

ヴァンパイア・ウィークエンドVampire Weekend)は、アメリカ合衆国ニューヨーク出身のインディー・ロックバンド2006年に結成され、現在までに4つのアルバムを発表している。音楽的にはアフロポップに影響を受けたサウンドを特徴とする。

2006年に、ギターボーカルのエズラ・クーニグマルチ・インストゥルメンタリストロスタム・バトマングリ、ベーシストのクリス・バイオ、ドラマーのクリス・トムソンの4人でバンドを結成[1]。 2008年のデビューアルバム『Vampire Weekend』のヒットで世界的に知られるようになる。 2010年の2作目のアルバム『Contra』は高い評価を受け、2013年の3作目『Modern Vampires of the City』はグラミー賞のオルタナティヴ・ミュージック・アルバム部門を受賞し、大きな商業的成功を収めた[2]2016年にロスタム・バトマングリがバンドを脱退し、2019年に4作目『Father of the Bride』を発表。再びグラミー賞のオルタナティヴ・ミュージック・アルバム部門を受賞し、主要部門の最優秀アルバム賞にもノミネートされた[3]

Wikipedhia

 個人的にちょっと癖のある感じが好きなバンドですね。

「このアルバムがおすすめ!」といった感じではなく、ただ私がどこが好きで、どこがあまり好きじゃないかをランキング形式でだらだら書いていく自己満記事です。

 ですが、紹介していく中で気になるアルバムがあって「聴きたい!」となってくれたのなら幸いです。

 それでは第5位からです。

 

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個人的Vampire Weekendアルバム・ランキング

5位:Father of the Bride(2019年)

 Vampire Weekendの4枚目の作品。

 彼らの作品の中で今の所唯一グラミーのAOTYにノミネートされた作品なんですが、VW大好きなPitchforkが唯一Best New Musicにしなかったアルバムでもあります(といっても8.0で高評価だけど)。

 個人的には彼らの作品の中では一番といっていいくらいに真っすぐというか、聴きやすくポップな楽曲が多い印象です。外部ゲストも呼んだりしていて、結構バラエティに富んでいる感じ。

 2曲目のHarmony Hallはギターの旋律と軽快なピアノ、伸びやかなボーカルが印象に残る良曲です。4曲目のThis LifeもMVが白黒になっているように、ちょっとモダンというか古臭い雰囲気がたまらない楽曲ですね。

 そんな感じで最初の方は結構楽しく聴けたんですが……それ以降の楽曲が全然印象に残らないんですよね~。特に後半なんかはアルバムがVWの中だと長めなのもあって個人的にはイマイチ。

 なので、聴くとしたら上記の二曲くらいで、アルバムとしてはあまり聴かないので、彼らの作品では一番下の5位にしました。

一番好きな楽曲:Harmony Hall

 

4位:Vampire Weekend(2008年)

 4位は彼らの1stかつセルフタイトルのVampire Weekend

 オルガンやストリングス等のバロックな要素を含ませつつ、色々と面白いことをやってるアルバムだという印象。

 彼らの代表曲とも呼べる3曲目のA-Punkのヘンテコな雰囲気から唐突に入る異国風な管楽器が彩るChorus等がその筆頭で、聴いていて「滅茶苦茶いい!」という感じじゃないけど、なにか引っかかるような楽曲が多い気がします。

 ビート部分も結構聴いていて面白いです。上のWikiだと「アフロポップに影響を受けた」とあるんですが、やはり初期の二作はその要素が強いような気がします……アフロポップがなんなのか全然詳しくないですけど。

 4曲目のM79のクラシック全開な雰囲気もたまらないですし、10曲目のWalcottの疾走感のある曲もいいですね。

 ただ、個人的に滅茶苦茶好きという一曲がなかったので、4位としました。

一番好きな楽曲:A-Punk

 

3位:Contra(2010年)

 第3位は2ndアルバムであるContraです。

 1stを3位にしようか迷ったんですが、こっちの方がCousin等の明確に大好きといえる楽曲がある分上になった感じです。

 本作も前作同様にクラシカルな要素を取り入れつつも、シンセ音等の電子音がポップに楽曲を彩っている感じで、また違った面白さがあります。

 2曲目のWhite Skyはピコピコとした可愛い電子音と伸びやかな裏声が気持ちいい素敵な楽曲ですし、4曲目のCalifornia Englishな軽快な感じもたまりません。8曲目のGiving Up the GunはまさかのRadioheadのLet Downのキラキラパートをサンプリングした楽曲ですが、このアルバムには合ってる良曲だと思います。

 聞こえてくるベル?みたいな音が耳にいつまでも残り続けるような感じで、何度も手に取ってしまう作品ですね。

 そんな感じで3位としました。

 一番好きな楽曲:Cousin

 

2位:Modern Vampires of the City(2013年)

 第2位は3rdアルバムの「Modern Vampires of the City」です。

 2013年のPitchforkのベストアルバムに選ばれたりと、Vampire Weekendの代表作といえばこの作品なのかなと思います。

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 アルバム名にModernとあるように、何処かモノクロなイメージが湧く、穏やかなサウンドが印象的なアルバムなのかなと思います。

 VWはIndie Rockにカテゴライズされていることが多いバンドだと思うんですが、その色が一番強く出ている気がします。軽快さも勿論あるんですが、少し大人びたような雰囲気が全体を包み込んでいて、聴いていて落ち着きます。

 ですが、やはり2曲目のUnbelieversみたいなポップさもしっかりとあって聴きやすい。

 6曲目のHannah Huntの少しずつ熱を帯びていく感じはたまりませんし、11曲目のHudsonのダークな雰囲気もVWのあまり見ない一面を披露してくれている感じ。

 ガツンとくるような衝撃はないんですが、全体を通して飽きない、聴き手をドキドキとさせてくれるアルバムなのかなと思います。

 そういった理由で2位としました。

一番好きな楽曲:Unbelievers

 

1位:Only God Was Above Us(2024年)

 第1位は最新作のOnly God Was Above Usです。

「最新作だ!」と浮かれているのもあるかもしれませんが、個人的には彼らの最高傑作なんじゃないかと聴いて思いました。

 彼ら特有のヘンテコな部分は健在で、ストリングスやピアノ等を活かしたクラシカルに奏でられる美音が聴いていてとても心地いいです。

 音の配置等にもかなり工夫が凝らしてあって、少しサイケデリックな風味があるのも個人的にはとても好きです。

 先行曲のCapricornの優しげな雰囲気がたまりませんし、8曲目のMARY BOONEの美しいクワイアは天にも昇るような気持ちにさせられます。

 全体的にゆったり、しっとりとした楽曲が多くて、聴く度に好きなフレーズが見つかっていく感じで、これから先も何回も聴き直しそうな作品だと思いましたね。

 一番好きな楽曲:Connect

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まとめ

 いかがだったでしょうか? 

 もし、聴いたことのない人が「聴いてみようかな」と思ってくれたのであれば嬉しいです。

 それでは今回はこんなところで~。

5位:Father of the Bride(2019年)
4位:Vampire Weekend(2008年)
3位:Contra(2010年)
2位:Modern Vampires of the City(2013年)
1位:Only God Was Above Us(2024年)