あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
……の前に、去年2023年の個人的なベストアルバムを9枚紹介しておこうと思います。
上の記事で2023年のアルバムについては纏めてあるんですが、感想についてはそこまで書けてないので、この記事で上位9枚の感想を纏めておこうかと。
他の人やメディアでは12月分は来年に回していることが多い気がしますが、私は12月も含んじゃいます。
もし、今回紹介する中で聴いたことのない作品があって、聴いてくれたりすると嬉しいですね。
それではどうぞ~。
※因みにライブ版やEPは除いています。
私の2023年のベスト・アルバム9選
9位:「The Worm」- HMLTD
オペラちっくで壮大なロック作品。
様々なジャンルを取り入れたプログレッシブなロックサウンドは力強く、心を思いっきり持っていかれましたね。
緩急のつけかたも素晴らしいですし、これから追いかけてみたいバンドだと思いました。
8位:「The Redshift Blues」- Dispirited Spirits
Emoで宇宙を想起させるようなサウンドが魅力的な作品。
アーティストについては全く知らず、ジャケットの雰囲気の良さだけで聴こうと思ったんですが、手に取って本当に良かったです。
次々と移り変わっていく美しいサウンドがたまらなかったですね。
7位:「Maps」- billy woods & Kenny Segal
billy woodsは全然外さないなと改めて思わされたHip Hop作品。
ざらついた刺激的なトラックにジャジーな感じが加えられたような感じで今回もかなりいいアルバムだと思いましたね。
全体的に良曲が揃っていて、楽曲も短いものが多いため聴きやすいのも個人的には素晴らしかったです。
6位:「Romantic Piano」- Gia Margaret
ピアノが印象的なアンビエント作品。
26分とコンパクトに纏まっていて、とても聴きやすいのも個人的にGood。
生々しいピアノを基調としたぼんやりとしたサウンドに思わずうっとりとしてしまいますね。浮遊感があって、これを聴きながら眠るといい夢が見れそうです。
5位:「共同的土地」- 缺省
中国のバンドの作品。全く知らないバンドだったんですが、素晴らしいIndie Rockでしたね。
若干ドリーミーで空間を感じられるようなサウンドは心地よくて、あっという間に虜になってしまいました。
これから中国の作品にも手が伸びそうな作品だと思いました。
4位:「The Beggar」- Swans
Swansは「長いねん!」と毎回のように思いながらも結局好きなアーティストで、「The Beggar」は彼らの作品の中でも上位に位置するくらいに好きな作品でしたね。
いつもよりもFolkの要素を感じられるようなPost Rock、Experimental Rockで私好みでしたね。
40分のSound College的なやりたい放題な楽曲はやはり刺激的。
3位:「After the Magic」- 파란노을 (Parannoul)
「To See the Next Part of the Dream」が電子音等で彩られたようなドリーミー・シューゲイザーがただただ心地よい。
美しさと激しさを伴ったサウンドはいつ聴いても飽きません。
打ち込みっぽさも減り、さらに進化した作品だと思いましたね。
2位:「SCARING THE HOES」- JPEGMAFIA & Danny Brown
とにかく、予想ができないサンプルが飛んでくるビックリ箱みたいなHip Hopアルバムでした。
何処から見つけてきたんだという日本のCMだとか、昔のアニメのOPだとか、聴いていて素晴らしいというよりも面白いという感想が先行するような感じ。
とても刺激的なHip Hopでしたね。
1位:「Javelin」– Sufjan Stevens
2023年の1位はやっぱりSufjan Stevensの作品ですね。
私はSufjan Stevensの作品は大好きなんですが、贔屓目に見なくとも「Javelin」は素晴らしい作品だと思いましたね。
今までの「Carrie & Lowell」、「The Age of Adz」、「Illinois」といったそれぞれの名盤の要素を感じられる、雄大なエレクトロフォークは儚くも力強さを感じられて、本当に素晴らしいです。
個人的には2023年の1位はこの作品しかないと思いましたね。
まとめ
今年も素晴らしい作品に出会うことができました。
そして、改めてあけましておめでとうございます。
2024年のランキング記事は今回の記事みたいに最初から感想もつけていく形式でやりたいなと思ってます。
来年もよろしくお願いします。