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【レビュー】『タオルケットは穏やかな』-カネコアヤノ【感想】

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アルバム感想
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『タオルケットは穏やかな』-カネコアヤノのレビュー及び感想

 今回聴いたのはカネコアヤノというアーティストが今年に出したアルバムである『タオルケットは穏やかな』です。

シンガーソングライター。
弾き語りとバンド形態でライブ活動を行っている。

2016年4月に初の弾き語り作品『hug』、2017年9月には初のアナログレコード作品『群れたち』を発表。
2018年に発表したアルバム『祝祭』は第11回CDショップ大賞2019入賞作品に選出。
2019年に発表したアルバム『燦々』は第12回CDショップ大賞2020大賞<青>を受賞。 
2021年に発表したアルバム『よすが』は第14回CDショップ大賞2021に入賞。 
同年に初の武道館ワンマンショー を開催。

2023年1月に最新フルアルバム『タオルケットは穏やかな』、3月に弾き語りアルバム『タオルケットは穏やかな ひとりでに』を発売。
1月に日本武道館ワンマンショー2days、3月に初の大阪城ホールワンマンショーを開催し、
「カネコアヤノ Hall Tour 2023 “タオルケットは穏やかな”」を控えている。

https://kanekoayano.net/profile/

 最近、「メンバーが脱退」という話ばかりTLに流れてくるものですから、「人の名前みたいなバンドなんだな」と思っていました。しかし、調べる限りシンガーソングライターだったんですね。抜けたのはサポートメンバーだった模様。勘違いしていました。

 それでアルバムを聴いてみた感想としては、聴いていて穏やかな気持ちになれる、透明感のあるサウンドがたまらないアルバムでしたね。

 最初のわたしたちへでいきなりノイジーなギターが入ってきたのには驚きました。

 しかし、もはやこういったノイズのようなサウンドは当たり前に入ってくるものなのかもしれません。最近聴いた君島大空さんや揺らぎにもこういった音がありました。

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 羊文学もメジャーシーンで人気が出てきていますし、こういったウォールサウンドも受け入れられるようになってきたのかなと思いましたね。

 そして、このアルバムでも目立っているのがやっぱりギターサウンドですよね。先ほど言ったようにノイジーなギターもあれば、逆にクリーンでドリーミーなギターサウンドもあったりして、楽器の数は少なくてもこういった音の差で曲に彩を与えているのがいいですね。

 他にもボーカルも力強い歌声と、儚いファルセットを織り交ぜたりしていて、聴いていて心地の良いメロディにうっとりとしてしまいました。

 しかし、そこまで数は多くないんですが、途中途中でボーカルが外れているような感じが少し気になりましたね。これは意図的なんでしょうか。癖になる人には癖になる感じではありますけどね。私はちょっとあってないかなと思いました。ですが、全体的に素晴らしいボーカルだと思います。

 あと、個人的には前半の曲がちょっとあまり印象には残らなかったなという感じですね。その代わり、後半は好きな曲が結構ありました。

 まずは6曲目の気分

 最後の「帰ろう」のリフレインが物悲しくいいんですよね~。左右から聴こえてくるライドシンバルもいい。灰色のアルバムジャケットにあうような感じの曲ですね。

 他にも、7曲目の月明り

 この曲はこれまでの曲とはちょっと雰囲気が違っているんですが、エレピとアルペジオが浮遊感があって素晴らしい。後半でジャズパートが挿入されるのがオシャレですね。アルバムの中だと一番好きな楽曲です。

 そして、8曲目のこんな日に限って

 この曲は途中のコーラスパートがいいですね。アンビエント味も仄かに感じられます。本当に多彩な楽曲ばかりですね。

『タオルケットは穏やかな』というアルバムタイトル通り、タオルケットに包まれているような穏やかな気持ちになれるアルバムだと思いました。

 是非、聴いてみてください。

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うつ病を患っていた際に、音楽に支えられて生きていた人。
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