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【ランキング】個人的Fiona Appleアルバムランキング

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アルバムランキング・〇〇選
この記事は約8分で読めます。

 2023年時点までのFiona Appleのオリジナルアルバムを全て聴いたので、今回は個人的な彼女のアルバムランキングを作成してみました。

 25年以上のキャリアがありながらも、フルアルバムは5枚しか出ていないと、かなり寡作な感じなのでそこまで聴くのに時間はかかりませんでしたね。

「このアルバムがおすすめ!」といった感じではなく、ただ私がどこが好きでどこがあまり好きじゃないかをだらだらランキング形式でだらだら書いていく自己満記事です。ですが、紹介していく中で気になるアルバムがあって「聴きたい!」となってくれたのなら幸いです。

 それでは5位からです。

 

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個人的Fiona Appleアルバムランキング

5位:Extraordinary Machine(2005年)

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 第5位は3枚目のアルバムであるExtraordinary Machineです。

 初期の彼女らしいピアノを主体としながらも、豊かな楽器の装飾を使った美しいサウンドが魅力的なピアノロックが展開されています。
 それまでのアルバムと大きな変化はないんですが、ジャズやロック、クラシック等といった他ジャンルを交えたオシャレで力強いピアノソングはどれもクオリティが高いです。
 ただ、他のアルバムの曲と比較してもちょっと楽曲が地味というか、印象に強く残るような楽曲が個人的にはなくて、それが一番下の順位になった理由です。
 とは言っても、十分に纏まっていて聴きやすいアルバムなので、全く駄作というわけではないと思います。

 そんな感じの理由で第5位としました。

 一番好きな楽曲:Extraordinary Machine

Youtube

 

4位:Fetch the Bolt Cutters(2020年)

 第4位は現時点での最新作である5枚目のFetch the Bolt Cuttersです。

 前作から約8年という長い期間を開け、さらにあのPitchforkが何年かぶりに100点をつけた作品で、かなり話題になった作品だと思います。私もこの作品で彼女のことを知りました。

 どの楽曲も有機的な打楽器――しかも日常にあるものを使ったような打音が特徴的で、エキセントリックでありながらも美しいサウンドが印象的です。
 1曲目のI Want You To Love Meの繰り返されるピアノのメロディは美しく、2曲目のShameikaのピアノのロックなリフは力強く、胸を打ちます。
 実験的でありながら他にない魅力を持つ本作ですが、個人的にはあまり印象に残らない楽曲――要するに捨て曲が多い感じなのが4位になった理由ですね。特に後半が弱いかなという感じです。

 そんな感じの理由で4位としました。

 一番好きな楽曲:I Want You To Love Me

 

3位:The Idler Wheel Is Wiser Than the Driver of the Screw and Whipping Cords Will Serve You More Than Ropes Will Ever Do(2012年)

 アルバム名が長すぎる4thアルバムが第3位です。

 Fiona Appleのアルバムを二つに分けるとしたら、1thから3th4thから5thだと私は思います。つまり、このアルバムから音楽性が若干変わったような気がします。
 具体的にはアコースティックな楽器や日常的な音が加えられるようになった点ですかね。これが実験的でありながらも魅力的で素晴らしいです。1曲目のEvery Single Nightの静かな感じや、2曲目のDaredevilの打楽器とエキセントリックなボーカルのダークな感じ、5曲目のLeft Aloneの怪しげなピアノの低音等、どの曲もいいです。
 聴く度に新しい発見のある作品だと思いますね。

 ただ、流石にアルバムタイトルが長すぎる……覚えられん。

 そんな感じの理由で第3位としました。

 一番好きな曲:Left Alone

 

2位:Tidal(1996年)

 第2位はデビュー作にあたる「Tidal」です。
 第3位の「The Idler Wheel……」とどっちにするか迷ったんですが、僅差でこっちが上となりました。

 まあ、単純に良曲が揃っています。3曲目のShadowboxerや4曲目のCriminalは彼女を語る上で外せない名曲でしょう。後の作品と比較して、それほど様々な楽器が豊かに使われているような感じではなく、ピアノを主体としたゆったりとした楽曲、またはロックな力強い楽曲と、ピアノと美しい声で押していくような楽曲が多いと思います。所々にダークさを漂わせながらも、結構ポップに仕上がっていて聴きやすいのがいいですね。

 そんな感じの理由で第2位としました。

 一番好きな楽曲:Criminal

 

1位:When the Pawn(1999年)

 第1位は2ndアルバムである「When the Pawn」です。
 因みに原題は「When the Pawn Hits the Conflicts He Thinks like a King What He Knows Throws the Blows When He Goes to the Fight and He’ll Win the Whole Thing ‘fore He Enters the Ring There’s No Body to Batter When Your Mind Is Your Might So When You Go Solo, You Hold Your Own Hand and Remember That Depth Is the Greatest of Heights and If You Know Where You Stand, Then You Know Where to Land and If You Fall It Won’t Matter, Cuz You’ll Know That You’re Right」というらしいです。彼女のポエムらしいですが、長すぎです。When the Pawnと略されることが殆どなんだとか。

 本作はなんといっても個人的には1曲目のOn The Boundの衝撃が強かったです。叩きつけるようなピアノの低音のメロディに、怪しげな管楽器に、ダークなボーカル……この冒頭曲だけであっという間に彼女の世界に連れ込まれてしまいそうです。
 それ以外にも名曲ばかりで、5曲目のPaper Bagや7曲目のFast As You Canはやはり外せないでしょう。
 前作よりもさらにオルタネイティブに、そして黒さが増したような楽曲たちは耳を掴んで離してくれません。

 そんな感じの理由で第1位としました。

 一番好きな楽曲:On The Bound

 

まとめ

 いかがでしたでしょうか? 楽しんで頂けたのであれば幸いです。もし、聴いたことのない人が「聴いてみようかな」と思ってくれたのであれば嬉しいです。

 次の作品がいつ出るかはわかりませんが、ゆっくりと待っていようと思います。

 それでは今回のランキングはこの辺りで~

1位:When the Pawn(1999年)

2位:Tidal(1996年)

3位:The Idler Wheel Is Wiser Than the Driver of the Screw and Whipping Cords Will Serve You More Than Ropes Will Ever Do(2012年)

4位:Fetch the Bolt Cutters(2020年) 

5位:Extraordinary Machine(2005年)