「you seem pretty sad for a girl so in love」- Olivia Rodrigoのレビュー・感想
Olivia Rodrigoの新譜を聴きましたが、素晴らしい作品だと思いました。彼女とよく引き合いに出されるBillie Eilishも三枚目の『HIT ME HARD AND SOFT』で一皮むけた感じがしましたが、Olivia Rodrigoも三枚目のアルバムでさらに進化した姿を見せてくれたと思います。

今までは直球なギターロック・ピアノバラードと言った感じでしたが、本アルバムはロックの香りを残しながら、かなりバラエティに富んだ作品になっていると思います。
特にNew WaveやJangle PopなどといったIndie的な要素を強く感じました。楽器の数が増え、アレンジの幅も広がり、とてもクオリティの高い作品になっていると思いました。
それでいてサビ部分とかは滅茶苦茶ポップなんですよね。この辺りのバランス感覚が凄いなと思わず唸ってしまうほどの良作でした。
各曲感想
1.Drop Dead
先行シングル曲。シンセ、ストリングスを使った疾走感のあるポップ曲。全体的にとても爽やかな雰囲気の楽曲でいいですね~。
2.stupid song
穏やかなピアノに始まり、声が重なって段々と盛り上がっていくのが素敵な良曲。なんとなくLorde味を感じた曲。
3.honeybee
ストリングスやピアノがお洒落。ピアノの音色が個人的に好き。全体的に静かで地味目な曲ですが、Olivia Rodrigoのいい声が堪能できる曲だと思います。
4.maggots for brains
ギターの感じがもろJangle Popな感じで、新境地を見せてくれた曲だと思います。電子的なドラムやシンセなど、New Waveな要素もひしひし感じられる良曲ですね。
5.u + me = ᐸ3
これもmaggots for brains同様にIndieの風味を感じられるポップロック曲。これまたいいですね~。
6.my way
これもSynth PunkやNew Waveの影響を感じられる曲。サビの爽やかでキャッチーなメロディがいいですね。
7.purple
girl so in loveパートの最後を飾る楽曲。オルガンやギターのアルペジオなど、ドリーミーな感じで聴いていて心地よい楽曲です。
8.the cure
個人的に2026年の楽曲暫定No1楽曲。ためにためて爆発するように盛り上がる後半が特に最高で、ドラムの疾走感やストリングスのスケールの大きいサウンドが聴いていて最高です。
9.begged
アコースティックギターが中心となったバラード曲。コード進行やボーカルがとても切なくていいですね。
10.what’s wrong with me
The CureのRobert Smithをフィーチャリングした楽曲ですが……個人的にはあまりあってなかった感じがしたかな。本作のサウンドや歌詞からを聴いていると、The Cureからの影響を感じられる部分が随所にあるし、
11.less
メランコリックなピアノバラード。やはりこういう曲もいいですね。
12.expectations
かなり雰囲気の違うシンセパンク?な楽曲。雰囲気がガラッと変わった感じで、最初聴いたときは驚きました。ダークさのある曲ですが、サビはやはりポップでいいですね。
13.cigarette smoke
アコースティックなギターロックバラード。アルバムの最後を飾るに相応しい、壮大で感動的な楽曲だと思いますね。
まとめ
間違いなく2026年を代表する名盤だと思います。
聴いていない方は是非聴いてみてください。
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