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【レビュー】「Inferno」- Boards of Canada【感想】

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アルバム感想
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Boards of Canadaの「Inferno」をApple Musicで
アルバム・2026年・19曲

 

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「Inferno」- Boards of Canadaのレビュー・感想

 Boards of Canadaの大体13年ぶりとなる新譜を聴きました。

 多分、顔のないアルバムジャケットが有名ですかね? ピッチフォークで数少ない百点を取っている作品でもあります。

 かなり久し振りの作品ではあったのですが、通常運転といいますか、いい意味で昔と変わっていないアルバムだと思います。要するに、昔の名盤と並べても遜色ない作品だということです。アルバムの長さも大体一時間だしね。

 ジャンルとしてはアンビエント、エレクトロニカ、IDM、Hauntologyなどに分類されると思います。Hauntologyというのは滅茶苦茶簡単に言えばノスタルジックな電子音楽を指すジャンルだと理解しているのですが、聴いていて凄く懐かしさを覚える音像がやはり素晴らしいですね。

Hauntology (music) – Wikipedia

 本作はギターのゴシックな音や、インド的な異国感溢れる音などが印象的に残る曲が多かったです。掴みどころのないシンセは幻想的で、テープの音や機械音声など、別世界で鳴っている音をこの世界に持ってきたような、一つ一つの世界観を持つ楽曲は聴いていて刺激的でしたね。

 間違いなく2026年を代表する作品だと思います。

 

曲の感想メモ

赤細字:好きな曲 赤太字:大好きな曲

・Introit
 短い曲。一曲目と言うより、二曲目のイントロに近い感じ。

・Prophecy At 1420 MHz
 怪しげなサウンドやギターの音が入り、ゴシックな雰囲気が出ている名曲。異国的な雰囲気がたまらない。

Hydrogen Helium Lithium Leviathan
 開幕のシンセがいい。こういう吸いこんできそうな音は個人的に好きですね。途中から入ってくるメロディもカッコよさとダークな感じがいい。

・Age Of Capricorn
 淡々と鳴り続けるシンセ音?が心地いい曲。

・Father And Son
 機械的なセリフが繰り返される楽曲。何処からか掘り返してきたみたいな感じが好き。

・Somewhere Right Now In The Future
 ローファイなアンビエント楽曲。聴いていて心地がいい。

・Naraka
 本作のハイライトと言ってもいい名曲。途中で入るインド的なメロディが印象的。

・Acts Of Magic
 幕間的な曲。静かに盛り上がっていくのがいい。

・Memory Death
 これまた聴き手を吸いこんできそうなアンビエント曲。シンセの音がいいんだな~。

・The Word Becomes Flesh
 ずっと不穏な雰囲気が続く楽曲。ホラー映画の中にいるみたい。かと思えば、後半はロボット的なボイスが入り、より無機質な感じがますのがいい。

・Into The Magic Land
 ファンタジーの世界に迷いこんだようなシンセ音が素晴らしい曲。ギターもポストパンクを思わせるようなゴシックサウンドで素晴らしい。

・Blood In The Labyrinth
 これもギターのゴシックなサウンドがいい雰囲気を作っています。これもインド的というか、異国感満載でいいですね。

・Deep Time
 ドローン的でもあるアンビエント曲。退廃的で好き。

・All Reason Departs
 これもロボット的なセリフが出てきます。分厚いシンセサウンドも刺激的。ただ6分は長いというか、全体的に地味な印象で収まった曲。

・Arena Americanada
 地味だけど良曲。

・The Process
 鳥っぽい曲も聴こえて、Future recordingに電子音を突っこんだ感じで面白い。

・You Retreat In Time And Space
 こっちの曲がこのアルバムのハイライトかもしれません。二分三十分を過ぎた辺りでどんどん鮮やかに変貌していく展開がいいですね。

・I Saw Through Platonia
 鼓動のような音が左右を行きかう、最後を飾る静かなアンビエント曲。最後も不穏な感じが残っています。

 

まとめ

 久し振りに一曲ずつ感想を書きながら聴いてみたのですが……自分の語彙力のなさに泣きそうになります。

 多分、本作の曲の良さを微塵も伝えられている気がしませんが、本当に素晴らしい作品です。

 個人的には今までに聴いたBoards of Canadaの作品の中で一番好きかもしれません。

 まだ聴いていない方は是非聴いてみてください。

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うつ病を患っていた際に、音楽に支えられて生きていた人。
日記的に音楽のほか、適当なことを書きます。
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