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【レビュー】『空洞です』-ゆらゆら帝国 あるランキングで1位になった名盤【感想】

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アルバム感想
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『空洞です』-ゆらゆら帝国のレビュー及び感想

 今回聴いていったのはゆらゆら帝国『空洞です』です。

 2020年にTwitterで企画されたみんなが選ぶ邦楽アルバムベスト100で一位に輝いたアルバムですね。そこからさらに知名度が上がったようなイメージです。その頃は私はTwitterにいなかったので、もしこういった企画があれば参加してみたいですね。

 2020年なので今やると結構ランキングが変わるかもしれませんね。今は『Long Season』が一位になりそう。あと、青葉市子さん入ってないのまじ?

 と、ゆらゆら帝国に話を戻しまして、このアルバムは同バンドのラストアルバムであり、発表されたのは2007年です。最初これを知った時、意外と最近じゃない?と思いましたね。ああいったランキングはやはり古いアルバムが一位に来る傾向にあるイメージだったので驚きました。

ゆらゆら帝国(ゆらゆらていこく)は、日本ロックバンド1989年に結成され、2010年に解散した。略称は「ゆら帝」(1)

解散の理由として坂本は、「この3人でしか表現できない演奏と世界観に到達した、という実感と自負」「ゆらゆら帝国は完全に出来上がってしまったと感じました」というコメントを残しています。(2)

(1)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%86%E3%82%89%E3%82%86%E3%82%89%E5%B8%9D%E5%9B%BD(2)https://ticketjam.jp/magazine/music/japan-rock/74485

 実際に聴いてみたんですが、かなりサイケデリック色が強い作品と思いましたね。

 1曲目のおはようまだやろうから全開です。トレモロがかかったギターはやっぱりサイケデリックに曲を仕立てますね。気だるげな雰囲気もやはりサイケです。

 私が知らないだけなのかもしれませんが、ここまでわかりやすくサイケデリックだなと感じるアルバムは初めてでしたね。

 個人的にこのアルバムで一番好きなのは2曲目のできないと3曲目のあえて抵抗しないですかね。

 この2曲はあわせて1曲だと私は思ってます。最初聴いたとき1曲だと思いましたもん。似た雰囲気ですしね。

 どちらも左右でずっと繰り返されるこれまたトレモロなギターがサイケで病みつきになります。派手な感じではないんですが、この狭い感じが好きです。

 一番サイケデリック色が強いのは8曲目の学校へ行ってきますでしょうか。和風な笛の音とノイジーなギターサウンドが素晴らしいです。単純なようで複雑なリズムと、やる気がなさそうなボーカルがたまらない。掴みどころがなくて、アルバムタイトル通りの空洞な感じがします。

 そして、ラスト曲の空洞です

 確かコード進行が4-5-3-6の王道進行が中心で楽曲自体は結構シンプルでポップな曲です。普通にいい曲なんですが、未だにあまり良さが理解できていないですね~。ですが、サックスが素晴らしいですね。個人的に管楽器系統のサウンドが目立っているのが好きですね。

 噂に聴く名盤だとは思うんですが、やはり掴みどころがなくて、わかりやすく目立っているような楽曲はないように思います。その辺りは人を選びそうですね。

 是非、聴いてみてください。