「Pygmalion」-Slowdiveのレビュー及び感想
今回聴いていったのはSlowdiveの3枚目のアルバムである「Pygmalion」です。
どうしてこれを聴こうと思ったのかというと、今年の9月に新譜が出るからですね。私はSlowdiveはシューゲイザーの名盤と言われている「Souvlaki」しか聴いたことがなかったので、別のアルバムも聴いてみようと思い、今回「Pygmalion」を聴くことにしました。
で、Slowdiveに関してはシューゲイザーバンドというイメージしか持ってなかったので、それを期待しながら本作を聴いたんですが、内容はなんとアンビエント色の強いフォーク・ドリームポップといった感じだったのでかなり驚きました。
あの美しい透明感のある轟音ギターは聴こえてきません。しかし、それとは別の綺麗で透き通るようなサウンドがそこには広がっています。シューゲイザーじゃないからといってクオリティが下がっているなんてことはなかったですね。
ギターのアルペジオ、ピアノ、ぼんやりとした音像が心地よく、聴いていると作業の手が止まって、思わずぼうっとしてしまいそうでしたね。
歌が入っている分、普通のアンビエントと比べてもかなり聴きやすいですし、飽きにくいと思います。アンビエントちっくな作品が苦手な人にも薦めやすい作品だと思いましたね。
アルバムの先行曲を聴いてみたところ、シューゲイザーというよりかはドリームポップちっくだったので、もしかしたら本作「Pygmalion」に近いようなアルバムになるんでしょうかね? いや、でも……うーん、待ちきれないですね~。
是非、聴いてみてください。
一番好きな楽曲:Miranda
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