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追記：加筆修正
『Love All Serve All』-藤井風のレビュー及び感想
今回聴いていったのは藤井風さんの『Love All Serve All』です。前回、1stアルバムの『HELP EVER HURT NEVER』を聴いたので、続けて聴きました。
それで、今回のアルバムを聴いた感想としては、前作と比べてポップになり、バラエティ豊かになったなという感じですかね。
まずは一曲目の藤井風の代名詞とも呼べる楽曲きらり。
シンセポップ的な楽曲ですね。ここまで明るい感じの曲は1stにはあまりなかったように思います。サビっぽい派手なパートはないのに人気が出たのが意外ですね。いや、最初から最後までサビと言っていいほどの魅力的なメロディなんですが。ラスサビの前がEDMのビルドアップっぽいのがオシャレ。
前のアルバムがピアノを主体とした大人びた感じの曲が多かったのに対して、このアルバムはシンセ等を使ってさらに聴きやすくしているような印象を受けます。しかし、だからといってただただシンプルになっただけというわけではなく、
燃えよなんかはサビの途中で転調したり面白いことをやっています。打楽器も色々な所で鳴っていて、素直に楽しく踊れるような感じです。
また、楽器の種類や数も増えているように思います。
まつりでは和楽器などを取り入れた和風な楽曲になっています。それなのにビートはTrap的な感じなのが面白いですね。Trapに和風的なサウンドを入れても違和感がないって知りました。
三曲目のへでもねーよのちょっとロックでクールな感じもいいですし、四曲目のやばはかなり懐かしい感じの曲調だったりしていいです。
こんな感じで色々な要素を感じられる楽曲が揃っている印象でして、聴いていて次はどんな曲がくるのかとワクワクしましたし、実際に最後まで聴いても全く飽きませんでしたね。
そんな理由で個人的には1stよりも2ndの方が好きなアルバムですね。
次のアルバムはいつくらいに発表されるんですかね？ 私は前に出たGraceがかなり刺さった人なので、次のアルバムがかなり楽しみなんですよね。
とにかく、2ndアルバムもおすすめです。
是非、聴いてみてください。
