King Gnuの新作が出たので、今回は個人的な彼らのアルバムランキングを作成してみました。
東京藝術大学出身で独自の活動を展開するクリエイター常田大希が2015年にSrv.Vinciという名前で活動を開始。
公式サイト
その後、メンバーチェンジを経て、常田大希(Gt.Vo.)、勢喜遊(Drs.Sampler)、新井和輝(Ba.)、井口理(Vo.Key.)の4名体制へ。
SXSW2017、Japan Nite US Tour 2017出演。
2017年4月26日、バンド名をKing Gnuに改名し新たなスタートをきった。
未だに勢い衰えぬバンドで、これからもどんどん楽曲やアルバムを出していくと思うんですが、とりあえず現時点(2023年12月)での彼らの4作品で纏めてみました。
「このアルバムがおすすめ!」といった感じではなく、ただ私がどこが好きでどこがあまり好きじゃないかをだらだらランキング形式でだらだら書いていく自己満記事です。ですが、紹介していく中で気になるアルバムがあって「聴きたい!」となってくれたのなら幸いです。
それでは第4位からです。
個人的King Gnuアルバム・ランキング
4位:Tokyo Rendez-Vous(2017年)
第4位はデビュー作である「Tokyo Rendez-Vous」です。
収録曲の半分はKing Gnuに改名する前の時代の楽曲らしいですが、4作品の中でも一番尖っている作品がこの「Tokyo Rendez-Vous」なんじゃないかなと思います。
ですが、四曲目のVinylみたいなのれるというか、ちゃんとポップな楽曲も入れてコンパクトに纏めているのがいいですね。
井口さんよりも常田さんがボーカルを取っている楽曲が他のアルバムに比べて多い印象で、私は井口さんのボーカルの方が好きなのでそこは物足りない部分がありましたね。
ただ、井口さんは透き通るような高音よりも、力強い中音域のボーカルの方が個人的に好きで、それが結構聴けるのは嬉しいです。
一番好きな楽曲:Vinyl
3位:Ceremony(2020年)
3位は3枚目のアルバムであるCeremonyです。
King Gnuの出世作とも呼べる作品で、大ヒット曲である白日が収録されています。
初めて白日を聴いたとき、「この曲がヒットしたのか~、凄いな~」と思いました。どんな楽曲がヒットするのか全然読めませんね。
他にもなにかしらのタイアップのある楽曲が多いんですが、その分楽曲のクオリティはどれも高く、とてもキャッチ―です。
檀上とインスト曲以外は全てシングル曲にしても問題ないような強力な楽曲が並んでいて、何処から聴いても素晴らしい体験ができるアルバムだと思いますね。
総合的に見ると4枚の作品の中で一番ポップで聴きやすい作品なのかなと思います。
一番好きな楽曲:どろん
2位:The Greatest Unknown(2023年)
第2位は最近出た新譜「The Greatest Unknown」です。
今まで30分ほどのコンパクトなアルバムを出してきた彼らですが、本アルバムは約1時間、収録曲21曲と大容量です。
ほぼ二倍になったんですがしっかりと纏めてきて、やはり凄いバンドだなと再認識したアルバムです。
それまでのバンドサウンドな曲もあるんですが、電子音やストリングス等を使ったバンドサウンドから離れた楽曲が多くなったような気がします。
既存曲が多いながらも、様々なアレンジを加えているので、既存曲でありながら新しい発見があって面白かったですね。
ですが、個人的にシングル曲の好き嫌いが激しかったので、2位としました。
一番好きな楽曲:硝子窓
1位:Sympa(2019年)
1位はKing Gnuの2ndアルバムである「Sympa」です。
「The Greatest Unknown」と迷ったんですが、個人的には「Sympa」の方が好きかなと思いました。
私はあまり常田さんのボーカルに魅力を感じてなかったんですが、「滅茶苦茶常田さんかっけー」と思ったSlumberlandや、ベースがどうやったらこんなフレーズになるんだと毎回不思議に思う疾走感たっぷりのFlash!!!、結構人気のある印象のある爽やかなSorrowsなど、名曲がいっぱいですね。
1stよりも音数が増え、ポップでありながらもPrayer XやThe holeなどのダークな楽曲もあって、アルバム明確なもストーリー性が感じられるのもいい。
所々で差し込まれるインスト曲も滅茶苦茶よくて、徹頭徹尾聴き漏らしたくないアルバムだと思いますね。
一番好きな楽曲:Sorrows
まとめ
これからも多分King Gnuはアルバムを出していくと思うのですが、現時点でのアルバムでランキングを作成してみました。
楽しんで頂けたなら幸いです。
それでは今回はこんなところで~
1位:Sympa(2019年)
2位:The Greatest Unknown(2023年)
3位:Ceremony(2020年)
4位:Tokyo Rendez-Vous(2017年)