※当サイトには、商品プロモーション等が含まれている場合があります。

【レビュー】『Orange』-Fishmans 1stから聴く④【感想】

スポンサーリンク
アルバム感想
この記事は約5分で読めます。

前記事↓

 

※私はAmazon Music Unlimitedで音楽を聴くことが多いです。音質もよく、人によっては無料で体験できます。 Amazon Music Unlimitedの登録はこちらから
スポンサーリンク

『Orange』-Fishmansのレビュー及び感想

 今回聴いていったのはFishmansの4枚目のアルバムである『Orange』です。

 このアルバムからギター担当だった小嶋謙介さんが抜け、四人体制となって初めてのアルバムです。しかし、ギターが抜けたのとは裏腹に、今までギターが一番目立っているように思えるアルバムだと思いましたね。

 2曲目の気分ですが、かなりギターが目立っていてファンク的なサウンドに仕上がっています。というか、前作まで聴こえてきたレゲエ的な要素が抜け落ちて、かなりポップになったなあという印象です。実験性みたいなのも薄まって、どの曲も聴きやすいです。

 ここまでギターが動き回っているのはサポートギターが入った影響なのかもしれません。やはりメンバーが変わったりすると音楽性にも影響はあるんですね。

 5曲目のMELODYは個人的に好きな曲です。この曲もかなりギターが目立つアップテンポな曲となっています。

 こんな感じで今までのFishmansの中では聴きやすい部類の曲が揃っているような気がしますね。

 一応、レゲエ色がまだ感じられる楽曲もありますし、タブっぽさも残ってますね。こういった曲が入っているのも嬉しい所。

 一番好きな曲はアルバム最後を飾る夜の想いですかね。音数がそこまで多くないシンプルな楽曲なんですが、太いベースラインと浮遊感のあるシンセのリフがいいんですよね~

 このアルバムからキーボード担当のHAKASEさんが抜けて、三人となったFishmansの最初のアルバムが5枚目のアルバムである『空中キャンプ』なわけなんですが、その片鱗が伺えるような作品だと思いましたね。

『ORANGE』という色にあうさっぱりとした楽曲が揃っていて、誰にでも薦めやすい作品だとも思いましたね。

 是非、聴いてみてください。