『JOKER』-Janne Da Arcのレビュー及び感想
今回聴いていったのはJanne Da Arcの『JOKER』 というアルバムです。
現状のJanne Da Arcのラストアルバムであり、多分、これから先もラストアルバムのままであり続けるのかなと思います。
多分、Janne Da Arcのアルバムの中では最も聴かれたアルバムなのかな。それは名曲月光花を収録したアルバムだからですね。
私がJanne Da Arcを知ったきっかけであり、音楽にのめりこんだ原因となった曲ですね。いつ聴いても素晴らしい楽曲ですね。まあ、他の曲を聴くとあまりJanne Da Arcっぽくない曲ではあるんですが、それでも名曲です。
この曲を知ったのはアニメブラックジャックのOPだったからなのですが、そっちは歌詞がちょっと違ってます。私としてはアニメ版の方が好きですね。
もちろん、月光花以外にも名曲は揃っています。例えば、二曲目のツメタイカゲロウ。
ちょっとロック的な要素も感じられる、ダークなポップソングに仕上がっています。やっぱりシンセ音がいいですね。
ロックという面では10曲目のMr.Trouble Maker。
ゴリゴリのスラップベースもかっこいい曲ですね。
これは余談なんですが、中学生の時に「トラブルメーカーって曲が好き」と言っている人がいて、「同じ趣味の人がいるなんて……!」と感動して声をかけようとしたら、嵐の方のトラブルメーカーだったという経験があります(本当に関係ない)。
無論、ちゃんとこの頃の磨きがかかったポップソングも収録されています。
7曲目のI`m So Happyはシングル曲にしてもよかったようなポップソング。これまでのアルバムはまだポップソングが作れ慣れてないかなという感じの曲もあったんですが、このアルバムの曲はどれも完成度が高くなっているような気がしますね。キラキラです。
そして、キラキラと言えば毎度同じくシングル曲でもある最後の曲ダイヤモンドヴァージン。
こういったド直球なエロソングをシングルにしてしまうのもらしいなと思いますね。キラキラとしたシンセサウンドがたまらない曲です。
ロックな曲もありながら、ポップな曲もあり、一番売れた月光花のようなバラードソングもある。そして、そのどれもが完成度が高いんですよね(それでもちょっと微妙な曲もあるにはありますが)。
個人的にはこの先のアルバムも聴いてみたかったなと思ってしまいますね。ボーカルのYasuさんの続きとしてはAcid Black Cherryがありますし、ベースのKa-yuさんはDAMIJAWがあるんですが、やはり、Janne Da Arcとは違うんですよね。
今でも結構聴き返すアルバムです。
是非、聴いてみてください。
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