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追記:加筆修正
『With The Beatles』-The Beatlesのレビュー及び感想
というわけで引き続き聴いていくのはThe Beatlesの二枚目のアルバム『With The Beatles』です。発表日は1963年と、なんと『Please Please Me』と同じ年です。一年に二枚のアルバムを出すなんて凄いですね。
The Beatlesの人気はすさまじかったようで、このアルバムは当たり前のように全英チャート一位をかっさらっていったようですね。しかも、このアルバムの前の一位が自分たちのアルバムである『Please Please Me』という……どれだけ凄いんだという感じです。
それでは聴いていきましょう♪
全曲感想
※赤太字は一番好きな曲、赤字は好きな曲です。
①It Won’t Be Long
ポップな楽曲です。ドラムのライドシンバルがいいですね。ラストのハモリが綺麗です。
②All I’ve Got to Do
冒頭のギターのコードだけであっという間に引き込まれてしまいますね。ここでもライドシンバルが存在感を増してます。
③All My Loving
ギターが印象に残りますね。ウォーキングベース的なベースも軽やかな曲調にあってます。間奏のギターフレーズも綺麗でいいですね。
④Don’t Bother Me
普通のポップロックという感じの曲。
⑤Little Child
なんかミックスが気持ち悪い。1stでもよく使われていたハーモニカが使われている楽曲ですね。
⑥Till There Was You
アコギのメロディが素晴らしい楽曲ですね。コード進行も変わっていて面白いです。穏やかな雰囲気がいいですね。素晴らしい曲……と思ったらカバー曲らしいですね。
⑦Please Mister Postman
これもカバー曲らしい。ボーカルのメロディがいいですね。
⑧Roll Over Beethoven
ロックンロールな楽曲。これもカバー曲みたいですね。軽やかで明るい感じがたまりませんね。
⑨Hold Me Tight
ギターの少しヘヴィなリフがかっこいいですね。
⑩You Really Got a Hold On Me
これもカバー曲らしいです。ゆったりとしたテンポがたまりませんね。コーラスもいいです。
⑪I Wanna Be Your Man
ずっと同じフレーズを繰り返すのが癖になりますね。間に挟まるギターフレーズがいいです。
⑫Devil In Her Heart
これもカバー曲。イントロのギターフレーズが素敵です。
⑬Not a Second Time
ピアノがいい味を出している曲ですね。
⑭Money (That’s What I Want)
これもカバー曲。ピアノとギターのフレーズが印象に残りますね。ボーカルが勢いがあっていいですね。
総評
1stと同様にいい曲が揃ったアルバムだと思います。
The Beatlesの楽曲の中で一番目立っているのは3曲目のAll My Lovingでしょうか。
ギターのフレーズとウォーキングベース的なベースラインが印象的な曲ですね。「うー」というハモリの少しずつ下降していくような感じがいいですね。短いですが、軽やかなギターソロも耳に残ります。いい曲だと思います。
ですが、個人的にはThe Beatlesが作曲した曲よりも、カバー曲の方が好きだなと思いましたね。
6曲目のTill There Was Youなんか名曲ですね。アコギが中心となっている穏やかな楽曲なんですが、ギターのフレーズやコードもいいですし、優しげなボーカルも曲にあっていて素晴らしいです。
他にもそこから続いていく7曲目のPlease Mister Postmanや8曲目のRoll Over Beethovenといった曲も好きだったんですが、これもカバー曲。
そんな感じで、カバー曲の方が印象に残ったアルバムですね。もっとThe Beatlesのメンバーが作った曲にインパクトがあればなと思いました。
そういった理由から前作の方が私は好きですね。
是非、聴いてみてください。
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