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【不思議なコード進行2】Coldplay -『Clocks』

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Coldplayの名曲『Clocks』

 疾走感のあるピアノの美しいアルペジオによる名曲です。

 最初に聴いたときはピアノの旋律に感動しました。

 聴いてみるとシンプルなのですが、コード進行を見てみると、結構変わった感じです。

 

コード進行を見ていく

 キーは多分、E♭メジャー(Cマイナー)だと思います。

 今回はE♭メジャーで見ていこうと思います。E♭メジャーのダイアトニックコードは以下の通り。【E♭(Ⅰ),Fm(Ⅱm),Gm(Ⅲm),A♭(Ⅳ),B♭(Ⅴ),Cm(Ⅵm),Ddim(Ⅶ)】

 コード進行はこんな感じ。

 E♭(Ⅰ)→B♭m(Ⅴm)B♭m(Ⅴm)→Fm(Ⅱm)

 あまり見ない感じのコード進行。

 何処かのサイトで『二十年ほどポップミュージックの間で使われていた進行』みたいな記述を見た記憶があるのだが、本当なんだろうか。

 やはり、特徴的なのは赤太字になっているVmの部分だと思います。

 本来ならB♭(シ♭、、ファ)の所がB♭m(シ♭、レ♭、ファ)となっていて、レが一音低くなっており、この音がピアノのリフにも含まれています。

 主音に対する第五音が一音下がる部分をブルーノートと呼んだりして、暗い雰囲気を醸し出して切なさを演出できるという話を聞きますが、このレではないレ♭がこの曲の切なさを生み出しているのかもしれません。

 あ、多分、このVmはマイナースケールから借りてきたコードだと思います。

 ドミナントマイナーと呼ばれるやつかと。

 

まとめ

 あまりあっているか自信はないのですが、いかがだったでしょうか。

 ご自身の楽曲のアクセントにVmを入れるのもいいのかもしれません。

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