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【レビュー】「Western Teleport」- Emperor X【感想】

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アルバム感想
この記事は約4分で読めます。
Emperor Xの「Western Teleport」をApple Musicで
アルバム・2011年・11曲

 

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「Western Teleport」- Emperor Xのレビュー及び感想

「品質がいいもの悪いもの、どちらがいいか」と聞かれたら大半の人がいいものを選びそうな気がします。

 私も基本的にはそうなんですが、音楽に関しては少し違って、音質がいいものも悪いものもどちらも好きです。悪いのはLofiなんて呼ばれることがありますが、個人的には凄く好き。不思議ですね。

 今回聴いたEmperor X「Western Teleport」も若干そんな感じのIndie Folk作品で、最高でした。

 なんと言葉にすればいいのかわからないんですが、飾り気のないこのサウンドがとても心地いい。そこに広がっている音の世界は何処までも広がっていくような感じではなくて、狭い、小さな世界でゆったりと鳴らしているような、ホームビデオ的な雰囲気をこの作品から私は感じてしまいます。
 時折聞こえてくる生活音みたいな音や、ノイズがそう想起させるのかもしれません。

 Lofiなアコギを基調とし、薄い有機的なビートに乗せられるピアノや、美しく何処かキュートな感じのするメロディがたまらないです。

 大体2分程度の短い楽曲が並ぶコンパクトな作りなのもいい。作られている音楽はとても素晴らしく、途轍もないものなのに、手に届く近しい所にあるような感じが好きですね。

 RYMを見てもRate数が1,000程度とそこまで知名度のある作品ではないのかもしれませんが、それもまたひっそりと佇んでいるようでこのアルバムに合ってるような気もするんですが……やはり、多くの人に聴いて欲しいなという思いもあったり。

 もし、聴いたことのない方がいたら是非聴いてみてください。

 一番好きな楽曲:Allahu Akbar

アルバムの中だと珍しくアップテンポな曲なんですけど、好きです。