※当サイトには、商品プロモーション等が含まれている場合があります。

【レビュー】『Fossora』- Björk【アルバム感想】

スポンサーリンク
アルバム感想
この記事は約5分で読めます。
ビョークの「Fossora」をApple Musicで
アルバム・2022年・13曲

 

※私はAmazon Music Unlimitedで音楽を聴くことが多いです。音質もよく、人によっては無料で体験できます。 Amazon Music Unlimitedの登録はこちらから
スポンサーリンク

『Fossora』- Björkのレビュー及び感想

 現時点(2023年12月時点)でBjörkの最も新しいこの『Fossora』という作品。

 なんですが、個人的にはBjörkの中でも1,2を争うほどにカオティックな作品だと思ってます。

 それまでの彼女の作品は実験性を仄かに感じさせながらも、しっかりポップさを残していたと思うんですが、本作の場合、そのポップさが結構薄い。

 インダストリアルで攻撃的なビートや、他の作品と比べてストリングスよりも目立つ管楽器やコーラス主体の不穏な旋律など、何処か掴みどころのない構成や隙間のあるアレンジなどによって、儀式めいた雰囲気が感じられます。

 また、聴いていると何も見えない暗闇の迷路を歩き続けているような気分になります。なんだか、ゴールが見えてこないというか、不安になってくる感じ。

 その中で一際目立つBjörkのボーカルは相変わらず力強くて、しっかりと聴かせてくるのも流石。その声だけは行くべき道を指示してくれるような感じがあります。

 最初のatoposから刺激的で思わず引き込まれてしまうんですが、個人的には後半のFungal Cityから最後までの流れが好きです。

 Björkの作品を薦めるとしたら最後の方になりそうな作品ではありそうですが、聴いて欲しいアルバムだと思いますね~。

 一番好きな楽曲:Freefall

関連記事↓