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個人的に好きなAvant Folkな音楽アルバムをいくつか紹介①

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雑記・コラム
この記事は約14分で読めます。

 皆様の好きな音楽ジャンルは何でしょうか?

 因みに私はIndie RockPost Rock、そしてFolk全般が好きなジャンルで「なにか聴いたことない奴聴くか~」と思い立ったとき、ついついそれらのジャンルの作品を手に取ってしまいます。

 Folkは基本的にどれも好きなんですが、Avant Folkと呼ばれる奴もそれなりに好きです。

Avant Folkは、フォーク音楽の一種で、伝統的なフォーク音楽に実験的な要素を加えた音楽ジャンルです。このジャンルは、アメリカの音楽家であるジョン・ファウンティンによって提唱されました。彼は、フォーク音楽の伝統的な要素を保ちつつ、現代的な音楽の要素を取り入れた音楽を作り出しました。Avant Folkは、フォーク音楽の伝統的な楽器を使用することが多く、アコースティックギターやバンジョー、フィドルなどが使用されます。また、このジャンルの音楽は、歌詞に社会的な問題を取り上げることが多く、プロテストソングとしても知られています1

1ja.wikipedia.org
2ja.wikipedia.org
3mizonote-m.com

 今回は私の好きなAvant Folk作品をいくつか紹介していこうと思います。

 何かしらの参考になれば嬉しいです。

 

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個人的に好きなAvant Folkな音楽アルバムをいくつか紹介

「ドラム」- 戸張大輔

 カルト的な人気があると言われている戸張大輔の作品。現状、サブスクにないのでCDを入手して聴く必要がある(一応、Youtubeで非公式にあがってるけど)が、是非、聴いて欲しい作品。

 基本的にアコギ一本、もしくは一本を基調に複数のギターを重ねるような感じ。変則的なフレーズだったり、異国のような雰囲気を漂わせながらも、何処かポップさも保った感じがたまらない。彼の作品にはもう一つ「ギター」という名盤もありますが、個人的には「ドラム」の方が聴きやすいですし、魅力的なサウンドが詰まっていて好みですね。

 この近寄りがたい雰囲気というか、あまりの独自の世界観に畏怖さえ覚えてしまいそうな感じがたまらないですね。

 一番好きな楽曲:5曲目

 

「Further」- Flying Saucer Attack

 Avantというよりかはサイケデリック色の方が強いかもしれませんが、お気に入りの作品なので紹介。アコギの左右にノイズをぶち込んだような作風で、聴いていると頭がおかしくなるような感じがたまらない作品です。

 アルバムジャケットのような全てのものをぼやかすようなフィルターがかかったようなサウンドは幻想的ですし、オーロラを想起させるような感じで不思議な気分に陥りますね。ドローンチックなのもやはりいい。

 一番好きな楽曲:Rainstorm Blues

 

「Mount Eerie」- The Microphones

 個人的に今まで聴いた作品の中でTop5には入るであろう名盤。Lofiなアコギや環境音、左右を行き交うドラム等、聴いていると色々なイメージを想起させてくれるような作品。何処か雨乞いというか、儀式めいた雰囲気はかなりとっつきにくくはあるんですが、一度はまってしまうと抜け出せなくなるような中毒性があります。

 とにかく冒頭のドラムが左右に揺れ動いていくのが心臓を掴まれているような感じがして最初は驚きでした。そこを超えるとノイジーなフォークサウンドが入り、次々と展開されていくような感じ。ノイズが混じった決していいとは言えない音質のサウンドが聴き手の精神を削がんとばかりに届いてくるのがたまらない。

 一番好きな楽曲:ほぼ一曲

 

「SINNER GET READY」- LINGUA IGNOTA

 これもAvant Folkに含めていいのかはいまいちわからないんですが、RYMAOTYではAvant Folkに分類されていたので一応紹介。確かにアヴァンギャルドな感じではある。とにかく地底の奥深くから救いを求めているかのような叫びが印象的なLINGUA IGNOTAですが、個人的には本作が最もそれと楽器のサウンドが上手い具合に調和しているんじゃないかと思っています。ピアノやオルガン、ストリングスやバンジョーといった楽器で構成されるゆったりとしたトラックに乗る、生贄の儀式を行っているかのようなボーカルが刺激的です。

 一番好きな楽曲:MAN IS LIKE A SPRING FLOWER

 

Gongjoong Doduk – 공중도둑 (Mid-Air Thief)

 韓国の空中泥棒というアーティスト。この次回作にあたる作品の方が有名だし評価が高い印象なんですが、個人的にはこっちの作品の方が好みです。プログレッシブなアコギに乗る男性と女性の混声ボーカルが意外とポップで聴きやすいんですよね~。あと、結構アコギがダンサンブルに奏でてくれているのもあって、アヴァンギャルドではあるんですが自然と体が動いてしまう感じがあるのも好きですね。アルバム自体が30分とコンパクトに纏まっているのも素敵です。

 一番好きな楽曲:White Room

 

まとめ

 今回は5枚紹介しました。

 結構、有名どころ(Avant Folkという枠組みの中では)の作品が多かったと思いますが、もし知らない作品があって興味を持ってくれたりしたら嬉しいです。

 また色々なAvant Folkに出会っていきたいですね~