「今年は邦楽をあまり聴けなかったから、来年はもっと邦楽を聴くぞ!」と言っておきながら、今年聴いた邦楽アルバムで印象に残ったものを纏めました。
まあ、一枚も聴いてないってわけじゃないので……とにかく、私が聴いた中で今回は紹介していこうと思います。
一つ一つなるべく簡潔に感想などを書いていきたいと思います。
もしよかったら見ていってください。
2023年の邦楽アルバム個人的9選
「異空 -IZORA-」- BUCK-TICK
色々な意味で印象に残った作品。
私はBUCK-TICKのことをそこまで知らないんですが、聴いたときは「凄いな~まだまだ現役だな」と思って拍手したんですが……亡くなられるとはびっくりしましたね。
ダークなロックにシンセをあしらったゴシックなサウンドがたまらない作品でした。それでいて歌謡曲的なポップな感じもあるのが聴きやすくてよかったですね。
「ひみつスタジオ」- スピッツ
こちらもベテランの一枚。コナン効果もあるとは思うんですが、美しい鰭がヒットして今なお現役なバンドですね。
個人的には全曲シングルにしてもいいんじゃないかと思えるくらいの素晴らしい楽曲が揃っていて、特に後半の楽曲の流れがお気に入りです。若々しい前半と、円熟した後半が個人的にとても好きでしたね~。
「True Life」-TOMC
チルにはもってこいな作品。
Lofi Hip Hop的なサウンドやドラムがたまらない。ピアノの美しいサウンドには思わずうっとりとしてしまいます。
寝るときに聴いていたら素晴らしい夢の中へと連れて行ってくれるんじゃないか……そう思わせるようなアルバムだと思いましたね。
「心の理論」- 新亜平行空間
このアルバムもよかった~。
ピアノやサックスがいい味になっているロックアルバム。やはりポストロック風味なのがいいですね。荒々しさを保ちながらも美しさもあるのが素晴らしい。
「沈香学」- ずっと真夜中でいいのに。
いつのまにかファンクポップソングを歌うようになったなという印象のずとまよ。
キレキレなギターのカッティングがかっこよく、ダークさとポップさを上手く混ぜ合わせたような感じがいいですね。
そういった楽曲が目立つ中、シティポップ的な楽曲やドリームポップチックな楽曲もあったりと多彩で、これまでの彼女の作品の中で一番好きでしたね。
「replica」- Vaundy
こちらも色々な意味で印象に残ったアルバム。
私のTL上だとぼろくそに言われているのに、アルバムの内容というか楽曲についてはほぼほぼ触れられていないという奇妙な光景が広がっていました。みんな色々考えてるんだな~
個人的には即効性のあるポップ曲というか、歌メロが滅茶苦茶印象に残るような明るい楽曲が多くて楽しめましたね。やはり、ここまで人気が出るのがわかるというか、自然に歌いだしたくなるような楽曲がいいですね~。
「THE GREATEST UNKNOWN」- King Gnu
人気バンドKing Gnuの最新アルバム。「既存曲滅茶苦茶出てるのにアルバムはいつ出すんだろう?」と思っていたら、やはり既存曲が殆どのアルバムとなりました。
しかし、しっかりとアレンジやインタールードで流れを作ってるのは流石。良曲の嵐といった感じで、いいアルバムだと思いますね。
結構、バンドサウンドから離れたようなサウンドの楽曲も増え、これからのKing Gnuの方向性を指示したような感じもあり、これからもとても楽しみなバンドだなと思いましたね。
「e o」- cero
Xで話題になっていたので聴いた作品。私はそれで初めてceroというバンドを知ったわけですが、音楽好きの中ではそれなりの知名度があったっぽい。
プログレッシブなArt Rockといった感じで、薄く美しいコーラスがポップさをしっかりと演出していて、とても聴きやすい作品でしたね。他の作品も聴いてみようかなと思いましたね。
「馬」- Betcover!!
突如出て多くの人を驚かせたBetcover!!の新作。
TLでも物凄い評判が高いBetcover!!なんですが、私はまだまだその良さがわかってないです。ただ、この荒々しい。ライブ音源的なロックサウンドに痺れる作品でしたね~。
まとめ
もし、今回紹介した作品の中で聴いたことのない作品があって、興味を持ってくれたりしたらとても嬉しいです。
来年はもっと色々な邦楽を聴きたいね~。