『ARCADIA』-Janne Da Arcのレビュー及び感想
五枚目の『ARCADIA』は個人的にJanne Da Arcのアルバムの中では一番聴かない作品になってしまっているような気がします。
理由としてはJanne Da Arcの中ではシングル曲が結構弱いからだと思います。このアルバムに収録されているシングル曲は5曲で、FREEDOM、Kiss Me、DOLLS、ROMANC∃、BLACK JACKなんですが、やっぱり弱い気がしますね。普通にいい曲なんですが、他のシングル曲と比べるとな……という感じですね。しかも、アルバム収録数は13曲なので、結構幅を取ってます。
じゃあ、シングル曲以外はどうなのかというと、玉石混合といった感じ。
一曲目のAcid Breathなんかはポップなロックに仕上がっていていい曲だと思います。どのパートも目立っていて、歌詞もネットに関するもので聴いていて飽きない曲となってますね。
そして、Janne Da Arcの隠れた名曲(隠れていないかもしれませんが)だと思っている6曲目の心の行方。
いじめに苦しむ人の心情を描いたという歌詞にあうダークな雰囲気がたまりません。どんどんと底に落ちていくような、苦しみもがき苦しんでいるような感じが好きですね。
こんな感じでかなりいい曲もあるんですが、5曲目のTrap?
これもダークな雰囲気が漂っていて気に入っているんですが、サビが一気にポップになるのが好きになれないんですよね。あのままダークでロックな感じで進んでいって欲しかった曲ですね。
そんな感じで惜しいなと思う部分が沢山あるアルバムというのが私の印象ですね。
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