「Odessey and Oracle」-The Zombiesの感想及びレビュー
個人的に1960年代の音楽の特徴は美しいコーラスやハモリだと思っています。
どれだけ昔の音源がペラペラだったり、音質がよくなかったとしても、この美しさは現代でも色褪せておらず、退屈せずに聴ける要因だとも思っています。現代の音楽では殆ど失われた要素ですからね。
このThe Zombiesの「Odessey and Oracle」は1968年の作品ですが、例に漏れず綺麗なハモリやコーラスが印象的なアルバムとなっています。
バロック的なサウンドに乗っかるいくつもの声にはうっとりとしてしまいますし、少しだけある音の響きの危うさみたいなものが、時折サイケデリックです。
特に1曲目のCare Of Cell 44のメロディは絶品です。一回聴いただけで耳から離れないような印象的なボーカルです。
私はPet Soundsが好きなので、この作品もハマりました。同じような方がいたら、私と同じように魅了されるような作品なのではないかと思います。
素晴らしい作品だと思います。
是非、聴いてみてください。
一番好きな楽曲:Care Of Cell 44
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