「UTOPIA」-Travis Scottのレビュー及び感想
今回はTravis Scottのアルバム「UTOPIA」の感想及びレビュー記事を書いていこうと思います。
本作も彼らしいTrapでありながらも、唯一無二の実験的なアルバムになっていると思います。
彼の場合、ライブでの死亡事故などもあり、大きなプレッシャーがあったと思いますが、いたって彼のスタイルは変わらず、これまでの音楽性を拡張させるような感じだと思います。
個人的に聴いていて思ったのはKanye Westの影響を強く受けているのかなということです。特に私は「Yeezus味を強く感じるな」と思いました。
例えば3曲目のMODERN JAM。
シンセサイザーの使い方や時折差し込まれる叫び声などがそう思わせるのかもしれません。あと、この曲のリズムはI Am A Godと同じ感じですしね。同じ3曲目だし。
12曲目のCIRCUS MAXIMUSも「Yeezus」を彷彿とさせます。
ドラムの感じがBlack Skinheadと似ていますし、ラップも何処か影響を感じます。
個人的に「Yeezus」は大好きな作品なので、より強く印象に残りましたね。
あとはやっぱり客演の多さですよね。もう、スーパースターとも呼べる(まあ、HipHopだといつものメンバーとも言える)人たちがアルバムを賑やかにしています。そのおかげでポップで聴きやすかったですね。
ですが、流石に1時間13分はボリューミーで長すぎかなと私は思いましたね。もうちょっとコンパクトだったらもっと好きだったのになと思ったり。
是非、聴いてみてください。
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