『The Race of a Thousand Camels』-bôaのレビュー及び感想
今回聴いていくのはbôaの『The Race of a Thousand Camels』です。
あまり有名なアルバムではないと思うのですが、どうしてこのアルバムを聴こうと思ったのかというと、ある曲が収録されているためです。それがこの曲↓
serial experiments lainのOPであるDuvetが収録されたアルバムなんですね～。
私が上記のアニメを知ったのは鬱アニメとして紹介された動画を見たときですね。未だに見れていないアニメなのですが、原作と共にカルト的人気？があるなんて話を聴いたことがあります。OP曲がいいなと思っていたので、それ以外の曲も聴いてみたいなと思い今回聴く次第です。
それでは聴いていきましょう♪
全曲感想
※赤太字は一番好きな曲、赤字は好きな曲です。
①Fool
ロックなギターがクールな楽曲ですね。アルペジオもダークでいいです。後半から段々と盛り上がっていくのがいいですね。
②Twilight
アルバムタイトルにもなっている曲です。暗いボーカルがいいですね。暗くなったブリットポップっぽい感じがします。ドラムのスネアパターンとストリングスがいいですね。
③Duvet
言わずと知れた名曲。曲全体に漂う気だるげな雰囲気がたまりません。間奏の天に昇っていくようなメロディもいいですね。ギターを主体とした素晴らしいロックだと思います。
④Rain
ギターのリフのフレーズが耳に残りますね。強弱がはっきりとしていて飽きません。
⑤Elephant
ストリングスが良い味を出してます。入ってくるピアノのメロディもいいですね。サックスなどの音も入り、華やかな楽曲になってます。
⑥Scoring
ヘヴィなギターがいいですね。ドラムフレーズもテクニカルでいいです。
⑦Deeply
これもヘヴィなギターが聴ける曲ですね。結構のれるような感じで好きです。
⑧One Day
男性ボーカルの曲ですね。誰なんだろうか？ ギターがこれもクールです。後半の畳みかけもGoodです。
⑨Welcome
開幕のベースから惹かれる楽曲。ダークな雰囲気がたまりません。ただただベースのフレーズが耳から離れない素晴らしい楽曲。今まで聴いたことがないですねこの感じは。
⑩For Jasmine
ギターのカッティングが病みつきになる楽曲。急にヘヴィになる展開もかっこいいです。
⑪Anna Maria
アコギがいいですね。ちょっと異国風な感じもたまりません。アウトロがいいですね。終わりって感じはあまりしませんが。
総評
lainのopとなったDuvet以外にも素晴らしい曲が揃ったアルバムだと思いました。聴いていて、どの曲もクオリティが高くてびっくりしましたね。
個人的に一番刺さったのが9曲目のWelcome。
ギターやピアノ、ストリングスといった楽器が素晴らしいのもそうなんですが、一番耳に残ったのがベースですね。後半にこうしたクオリティの高い楽曲があると、アルバム全体が引き締まるような気がします。
全体的にindie rockっぽさがある曲ばかりなのですが、私としては暗くなったbrit popみたいな感じもあり、聴いていて今までにない体験ができたような気がしますね。
是非、聴いてみてください。
