なんだか一部の人に怒られそうな記事名ですが、今回は私が未だに良さが理解できていない名盤を四枚紹介しようと思います。
名盤ということはこれまで多くの人に愛されてきたアルバムだとは思うのですが、多くの人であって全員ではないでしょう。やはり、人にはそれぞれ好みというものがあって、多くの人が好きなものを皆が好きになれるわけではありません。名盤と呼ばれているアルバムを否定する気持ちは毛頭ないです。
そんな感じで軽い気持ちで読んでいってくださるとありがたいです。
それではいきましょう♪
『Unknown Pleasures』-Joy Division
まず最初に挙げさせていただくのはJoy Divisionの『Unknown Pleasures』ですね。1979年に発表されたポストパンクの名盤としてよく挙げられているアルバムです。
このアルバムが苦手な理由の一つに音がスカスカだという点があります。一曲目のDisorderを例にすると、
ベースが結構高い音のラインを弾いていてあまり楽曲を支えている感がなく、なおかつドラムの音が大分小さいんですよね。それがスカスカに聴こえる理由なんだと思います。昔の音楽は今と比べると大分音圧が低い傾向にあるんですが、このアルバムはかなり音に迫力がありません。ギターのフレーズは好きなんですが、やはりあまり聴き馴染めません。
あと、あまりボーカルが好きになれないんですよね。テナー的な低音を響かせるようなボーカルなんですが、これが聴いていてあまり心地よくない。暗い雰囲気の楽曲にあっている声ではあると思うんですけどね……
このアルバムを好きになれない理由の一つに暗すぎるというのもよく上がっている気がしますが、それは私は気にならないですね。むしろ暗い雰囲気は大好物なので好きです。ですがそれ以上に音がスカスカで、楽曲自体になにか面白みを感じ取れなくて、未だにこのアルバムの良さを理解できていません。
でも、もうちょっとなにかがあれば好きになれそうな気がするんですけどね……
『Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band』-The Beatles
二枚目は超有名バンドThe Beatlesの『Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band』です。世界で初めてのコンセプトアルバムと言われていたりと、かなり評価の高いアルバムだと思います。
ですが、個人的には良さがあまり理解しきれてないんですよね。単純に収録されている楽曲を素晴らしいとは思えないです。このアルバムに収録されている曲よりも、他のアルバムの曲の方がいいように私は感じられるんですよね。
最後の曲であるA Day In The Lifeが名曲だと呼ばれているのは知っているんですが、
それが一番わからないんですよね。中盤と最後のストリングスのカオスな感じは凄いと思うんですが、曲自体が素晴らしいかと言われると私はそうは思えなくて……
The Beatlesの他の名盤である『Revolver』や『Abbey Road』は好きなので、なにかがはまればこのアルバムも好きになれそうな予感はするんですが、現状はできていない状態です。
『The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars』-David Bowie
三枚目は1972年に発表されたDavid Bowieの『The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars』ですね。グラムロックの名盤とされています。ボウイ演じる「ジギー・スターダスト」というキャラクターを通して演じられるロックストーリーをコンセプトとしたアルバムですね。
そこのBowieさんのカリスマ性だとかは本当に凄いと思うんですが、私としてはこれもあまり曲が良いとは思えないんですよね。普通のロックというか……まあ、こういった曲が普通になっていったというのが正しいとは思うんですが、今聴くとあまり面白くない。1972年という古い作品なので、音が弱いというのもあるんですが、一番はBowieさんのボーカルが好きになれないんですよね。
このあるアルバムの後に発表されている『Low』や『Heroes』は好きで、この頃のBowieのボーカルはセクシーで聴いていても気持ちいいんですが、この『Ziggy Stardust』のボーカルはヘロヘロな感じに聴こえちゃいます。
これも1972年という昔の録音技術故のものなのかもしれませんが、どうしても後の作品のボーカルと比べてしまって、あまり好きになれないんですよね。
逆に後の作品は結構好きなので、なにかきっかけがあれば好きになれそうな予感はしてます。
『The Low End Theory』-A Tribe Called Quest
最後はヒップホップの名盤である『The Low End Theory』ですね。Jazz Rapと呼ばれるジャンルの曲で、ダークなベースが輝いているアルバムですね。
しかし、これもあまり私は好きになれていないんですよね。Jazz Rapという話を知って聴いて、あまりジャズっぽいピアノが入ってなくて肩透かしを食らったのが原因かもしれません。
ジャズっぽいアップライトベースのフレーズとヒップホップらしいドラムを主体としたシンプルなビートが特徴的な曲が多いです。このダークな雰囲気は好きなんですが、聴いていて結構地味に感じるんですよね。あまり凄いとは思えなくて、現在でもあまり聴いてません。
ですが、上記の三つよりかはすぐにでも好きになれそうなアルバムではあります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
多くの人に愛されている理由はなんとなく理解できているんですが、それを上手く咀嚼できていない感じなんでしょうかね。私の場合、かなり気分屋で聴き直すると評価が反対になることは日常茶飯事なので、もしかしたら聴き直したら案外すぐに好きになれるかもしれませんがね。
それでは今回はこんなところで。