Gorillaz – Cracker Islandのレビュー及び感想
前から楽しみにしていたGorillazの『Cracker Island』が出たので、聴いていきたいと思います。
因みに、私はGorillazのアルバムを全部聴いたわけではなく、加えて聴いたのは「Feel Good Inc」あたりのアルバムです。
なので、最近のGorillazを聴いていたわけではないので、あまり詳しいことは言えないんですが、率直な一曲ずつの感想を書いていこうかなと思います。
では、行ってみましょう♪
全曲感想
①Cracker Island (feat. Thundercat)
アルバムからの先行シングルとなっていた一曲目。交互に繰り返されるコーラスとデーモンのボーカルが印象的なダンスポップチューン。
ベースも素直に踊れるような感じでいいですね。ゴリラズは結構変な曲が多いなって印象だったんですけど、凄く聴きやすい。
②Oil (feat. Stevie Nicks)
なんとなく聴いていてMerancory Hill味を感じた曲。フィーチャリングボーカルと重ねる感じで歌っているのはあまり他では聴いたことない感じ。普通はパートでわけたりすることが多いと思うんだけどね。
③The Tired Influencer
南国っぽい、リバーブがかかったギターがいいね。木琴ぽいポコポコした音も何処か南を感じる。
アナウンスみたいな声が度々入るんだけど、なんとなく船上にいるみたいなイメージが浮かぶ。英語わからないから実際はどんな曲なのか全然わからないんですけどね。
④Silent Running (feat. Adeleye Omotayo)
この曲も確か先行で出てたかな?ちょっと不安定な口笛のアクセントが何処か切なさを感じる曲。
これまたシンセ音が中心の曲なんですが、暗めな印象の曲になってますね。後半で差し込まれるプラックっぽい音のパートが好き。
またアナウンスっぽい声が入るんだけど、この部分がアルバムの核になる所なんだろうか。
⑤New Gold (feat. Tame Impala and Bootie Brown)
この曲も先行で出てた曲。
ゴリラズは初期のラップのイメージが強いんですが、このアルバムでやっとラップパートが出てきてちょっと嬉しかった。
一曲目の「Cracker Island」を思いだす、ベースがブンブン利かすダンスポップな曲に仕上がってますね。
⑥Baby Queen
結構似たようなテンポで、似たような雰囲気な曲が続く感じですかね。ブンブンなベースは好きなんですが、そこまで印象には残ってない曲。
でも、最後に入るピアノのメロディは好き。
⑦Tarantula
ちょっとヘンテコな曲。冒頭で「お」と思ったんですけど、その後はそれまでの曲とあまり変わらない感じ。アルバムの中では明るめな感じなんだけど、やっぱり何処か影を帯びているように感じる。プラック的な音はお気に入り。
⑧Tormenta (feat. Bad Bunny)
まさかのBad Bunnyで驚き。そのおかげか、レゲドンでラテン的なリズム中心な曲になっているんですが、あまり聴いたことない曲に仕上がってますね。
これもやっぱり夏っぽさを個人的に感じるな~個人的にサイケデリックな印象も受けます。柔らかな音の波が気持ちいですね~左右に交互に入るジャラーンって音のせいかも。
アルバムの中では一番好きですね。
⑨Skinny Ape
ここにきてアコギの音が聴こえてきます。けど、その後はシンセ中心な曲ですね。
後半、いきなりドラムのパターンが変わるのが面白い。最後の方に入るアイアイパートが癖になる笑
⑩Possession Island (feat. Beck)
まさかのBeck。最後にアコギの弾き語り的な曲で静かに終わっていきます。ピアノと鉄琴(かな?)の音が美しい。
Beckとデーモンのボーカルの重なりがいいですね。後半、ラテンっぽさが加わるのが面白い。
まとめ
Gorillazについてはなんかヘンテコな変わった曲が多いという印象を持っていたんですが、今回のアルバムは比較的聴きやすいなと思いました。
全体的に見てもシンセポップ的な曲が多いですしね。
ただ、個人的には似たような感じの曲が多く感じられて、8曲目のTormentaや、10曲目のPossession Island系統の曲がもっと多く入っていたら嬉しかったなという感じ。
しかし、先ほども書いたように聴きやすいですし、ノレル曲もあるのでオススメなアルバムです。
まだ聴いていない人は是非聴いてみてください♪
個人的にアルバムで一番好きな曲:⑧Tormenta
個人的にオススメな曲:①Cracker Island,⑤New Gold