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【感想】Radiohead-『A Moon Shaped Pool』【レビュー】

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アルバム感想
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レディオヘッドの「A Moon Shaped Pool」
アルバム・2016年・11曲

 

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Radiohead-『A Moon Shaped Pool』の感想及びレビュー

 現時点(2023/2/18)のRadioheadの最新アルバム。

 このアルバムはピアノとストリングによる美を感じることのできるアルバムだと思います。

 聴いていて楽しいというよりも、聴いていてうっとりしてしまう、感動してしまうと言った類のもので、芸術品と形容してもいいんじゃないかと思います。

 個人的に一番ヤバいと思うのが二曲目の「Daydreaming」

 ピアノによるアルペジオと電子音、そして、ピアノの音だけ追うと3/4拍子なのに、ベース部分は4/4拍子という絡まるリズムが織りなす浮遊感のあるサウンドは何処かに漂っているような感覚を味わせてくれます。

 こんなにも美しいのに、後半のストリングスが不穏な感じで、確実に聴き手になにかを植えつけていく曲だなと思います。

 最後のストリングスはいびきとかを表しているのかな? なんにせよ圧倒される楽曲です。

 美しい曲はこれだけじゃなくて、

 どの曲を聴いてもため息が出てしまいそうになるほどに美しいです。

 別に難しいことをしてなくとも、別に革新的なことをしてなくとも、ただひたすらにこの美しさだけでこの作品は素晴らしいと言い切れます。

 まあ、五曲目の「Ful Stop」や、

 7曲目の「Identikit」とか、

 なんだかいつものRadioheadを思い出させるような、不思議なことを色々やっているのが感じられますけどね。

 特に「Ful Stop」はクラウトロックの要素を感じられる、踊れそうで踊れない感じのリズムの繰り返しに乗っかるサウンドがサイケで素晴らしいです。

 そんなアルバムの最期を締めるがこの曲。

 ピアノを主体としたシンプルな楽曲なんですが、これがまた心に響く。

 まだ終わって欲しくないと思ってしまうほどの名曲です。

 是非、聴いてみてください。

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