「For Melancholy Brunettes (& sad women)」- Japanese Breakfastのレビュー及び感想
日本の朝食さんの新譜が出たので聴いてみました。
Japaneseとありますが日本人ではないです。前作でグラミー賞にノミネートされたりと、それなりに評価されているアーティストだと思います。
個人的に前作のJubileeが結構好きな作品だったので、とても楽しみに待っていたんですが、期待を裏切らない素晴らしいIndie Pop作品に仕上がっていましたね~。
前作と比べてドリームポップ的なサウンドは後退し、アコギやストリングスといった生音サウンドが前に出てきていて、昔のポップソングっぽい雰囲気が漂っているような感じがしました。
前作は冒頭のPaprikaやBe Sweetといったキャッチ―な名曲があった分、本作はそういった一回聴いただけで耳に残るようなポップソングは個人的にはなかったんですが、全体的に雰囲気が統一されているのが聴きやすくて良かったですね。
個人的に好きな楽曲は5曲目のLittle Girlでしょうか。
ですが、特筆して好きというわけではなく、どの楽曲もクオリティが高いので、またアルバム通しで聴くことになりそうです。
結果、一番好きな楽曲もまた変わりそう……要するに、どの楽曲もいいアルバムだということですね。
個人的にはやはり前述の二曲がある分、前作の方が好みでしたね。ドリーミーな感じも好みでしたし。
でも、本作のフォークが前面に出ているのもいい……次作も期待です。
一番好きな楽曲:Little Girl
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