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【レビュー】「Songs About Leaving」- Carissa’s Wierd【感想】

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アルバム感想
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「Songs About Leaving」- Carissa’s Wierd

 皆さんが音楽を好きになったきっかけはなんでしょうか? 私はあるアニメのOP曲を好きになって、そのアーティストを聴くようになり、さらにそこから広がって……といった感じで音楽にハマるようになりました。

 しかし、今の自分が最初の頃のような気持で音楽を聴けているかというと……微妙。

 そこまで自分が好きではない音楽ジャンルも義務的に聴くようになり、ポップ曲よりもなにか難しいことをしている楽曲の方を高く評価する……気をつけてはいるんですが、SNSで嫌われるオタク像に近づいていないか心配になるときはありますね。

 今回聴いた「Songs About Leaving」は純粋な気持ちで聴いていた昔の自分を思い出させてくれるような作品でした。

 ただただ美しい……ため息が思わず出てしまうような綺麗な音がひたすらに鳴り続けています。

 ジャンル的にはSlowcoreでしょうか。テンポがとてもゆったりとしていて、静けさが常に付きまとうような音像。それ故に多くの音を耳が追いかけることができて、だからこそこんなにも体に染み渡るんだと思いますね。

 楽器はアコギやストリングス、ピアノにドラムとベースとオーソドックスではあります。ですが、そこから奏でられる音があまりにも美しすぎます。

 世間の評価や実験性も必要な要素ではありますが、自分が良いと思ったなら難しいことを考えずにその気持ちに素直になる……それも大切だと再認識させられる名盤でしたね。

一番好きな楽曲:They’ll Only Miss You When You Leave