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【レビュー】「Crooked Rain, Crooked Rain」- Pavement【感想】

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アルバム感想
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ペイヴメントの「Crooked Rain, Crooked Rain」
アルバム・1994年・12曲

 

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「Crooked Rain, Crooked Rain」- Pavementのレビュー及び感想

 音楽を沢山聴くようになる前からどうしてかPavementの名前を知っていたんですが、どうしてか今になってまで聴いてきませんでした。

 そしてこれまたどうしてか「ちょっと怠い感じのローファイなロック」みたいなのも記憶にあって、本当に何処で知ったんだろうかと不思議に思います。

 と、記憶にない前知識がある状態で聴いたんですが、確かにヘロヘロな感じが癖になるIndie Rockだと思いましたね。

 ざらついた少しヘンテコというか調子の外れたようなサウンドが嫌じゃないです。

 初めて聴いてみて思ったのは「これぞIndie Rock!」みたいな感じ。

 どういったのがIndie Rockなのかを説明するのは難しいんですが、滅茶苦茶私の琴線に触れまくる雰囲気です。

 決してかっこいいとは言い切れないけど、どうしても目が離せなくなるようなメロディや音の質感がたまらない作品でしたね。

 吐き捨てるようなボーカルもクール。

 個人的に印象に残った曲をいくつか紹介すると、まずは2曲目のStop Breathinは後半のメランコリックなギターの二音フレーズとベースの重なりが病みつきになります。

 爽やかなアルペジオで始まるのに全然爽やかじゃないシンプルなGold Soundz、5/4拍子が癖になるジャズ的な5-4=Unityなど、名曲がいっぱいあります。

 ローファイ?とも呼べるざらざらとしたサウンドが耳から離れない名盤だと思いましたね。

一番好きな楽曲:Stop Breathin