「現実を超えて」- t e l e p a t h テレパシー能力者のレビュー及び感想
もう、変なアーティスト名の時点で察してしまうんですが、今回聴いたのはVaporwaveの作品です。
なんですが、RYMで見るとジャンルにSlushwaveとあって、Vaporwaveはサブジャンルが多すぎてよくわからないですね……いや、ロックとかの方がもっと細分化されているか。
Slushwaveは、Vaporwaveのサブジャンルの一つで、1980年代の日本の都市部の夜景をテーマにした音楽です1. このジャンルは、リバーブやエコーなどのエフェクトを多用し、ゆったりとしたテンポで演奏されることが特徴的です1. また、Slushwaveは、Lo-Fiな音質を持ち、ノスタルジックな雰囲気を醸し出しています1.
Bingより
で、聴いてみた感想としては、宇宙を感じられるようなサウンドが広がっているなと思いましたね。
フィルターがかかったようなリバーブの強いぼやけたサウンドが広がっているんですが、本当に一枚の薄い膜を通して耳に届いてくるような感覚があって、とても不思議な響きを伴っているように聴こえます。
時折、イヤホンの間で揺れるというか、浮き沈みのある音はちょっとサイケデリックな印象もあり、
音質はLofiな感じで、レトロなシンセ音や深みのあるサックスがやはりノスタルジック。だけど、ジャケットの雰囲気はなんとなく近未来っぽさがあって、過去と未来が合わさってる感じがエモい。
硬いドラムがずっと鳴り続けてるのに、アンビエント的な聴き方もできるのが不思議。聴いていると瞑想しているような気分にもなれる……瞑想したことないけど。
こうした別世界で作られたみたいな音楽は聴いていてワクワクしますね~。
ただ、まだ私はVaporwaveを多く聴いたことがあるわけではないのですが、今のところそれぞれのアルバムごとの違いみたいなのは掴めないでいるんですよね~。
全部、似たような感じというか、「この楽曲のここが飛びぬけて好き!」みたいなのをVaporwaveを聴いていて感じたことがないんですよね。
なので、まだVaporwaveの聴き方がわかっていないというか、楽しみ方をわかっていないのかもしれませんね。
ですが、そんな状態でもこの作品はとても素晴らしいと思いました。
是非、聴いてみてください。