「Fleet Foxes」-Fleet Foxesの感想及びレビュー
今回はFleet Foxesのアルバム「Fleet Foxes」の感想及びレビュー記事を書いていこうと思います。
今調べて知ったんですが、Fleet Foxesはシンガーソングライターじゃなくてバンドなんですね。音楽性的にもあまりバンドっぽくない気がするので驚きました。
本作を聴こうと思ったのはFleet Foxesの2ndアルバムである「Helplessness Blues」を聴いたんですが、これが滅茶苦茶気に入りまして、彼らのアルバムを全部聴いてみたいなと思ったからですね。
で、今回はその前作にあたる「Fleet Foxes」を聴いたんですが、やはり素晴らしいなと思いました。
2ndに比べると豪華さや儚さは抑えめになっていますが、アコギを中心とした美しいサウンドにうっとりとしてしまいます。アコースティックギターの素朴な音、埋もれるようにそれを装飾するそれぞれの楽器たち、そしてくぐもったような感じのボーカルのハーモニー……一瞬で彼らの音楽の虜になってしまいます。
やはり、声の感触が他のアーティストと前々違いますね。ここだけ別の空気で満たされているような、不思議な響きを持って耳に届いてきます。一緒に歌いたくなるようなボーカルのメロディは意外とポップでありながら、バックの乾いたアコースティックサウンドにマッチしています。
個人的には次作の方が好みですが、こちらも十分に名盤でしょう。聴いてよかったです。
是非、聴いてみてください。
一番好きな曲:Blue Ridge Mountains
リンク