「Heaven or Las Vegas」-Cocteau Twinsの感想及びレビュー
今回はCocteau Twinsのアルバム「Heaven or Las Vegas」の感想及びレビュー記事を書いていこうと思います。
1990年とかなり昔の作品ですが、後のドリームポップ等に多大な影響を与えたとされ、現在も名盤として語り継がれている作品だという認識です。
で、実際に聴いてみて、その認識に違わぬ、幻想的で浮遊感のあるサウンドが魅力的なアルバムだと思いました。
ギターのアルペジオ等が織りなす美しいサウンドの壁。夢のような現実感のない音世界が辛いことも忘れさせてくれそうなほどに綺麗です。
ボーカルは予想を裏切るような感じのメロディラインがあったりして驚かされるんですが、それでいてしっかりとポップで聴きやすいのは凄いと思いましたね。
あまりシューゲイザーっぽい楽曲はないんですが、そっち方面にも強い影響を与えたんじゃないかな~。
ただ、十分に素晴らしいアルバムなんですが、個人的にはこれよりも前に発表された『Treasure』の方が好きかな~という感じ。
ですが、「Heaven or Las Vegas」の方がポップで明るいので、多くの方はこっちの方が好きなのかな~。誰かに勧めるのも聴きやすいこっちの方がいいのかも。
仮に点数をつけるとしたら78点/100点でしょうか。いい作品だと思います。
是非、聴いてみてください。
一番好きな曲:Heaven Or Las Vegas
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