『After the Gold Rush』-Neil Youngのレビュー及び感想
今回聴いたのはNeil Youngさんのアルバム『After the Gold Rush』です。
フォークロックの名盤とされている作品ですが、かなり聴きやすい作品だなと思いました。1970年に出た作品で、古い作品は音圧が弱かったり音質が低かったりで中々聴きにくいことが多いですが、こういったアコースティックな作品は音質があまりよくなくてもすんなりと聴けてしまいますね。Lofiというジャンルもあるように、こういった作風の作品は古くても受け入れやすいです。
どの曲もアコギが主体となっていて、時折ピアノも主張したりするような、爽やかな楽曲が多い印象です。そんなサウンドに乗るキャッチ―なメロディも素晴らしい。
特にいいなと思ったのがコーラスワーク。それほど多いわけではないのですが、かなり強く印象に残ります。
これが美しいながらも、かなり力強い感じでして、楽曲にインパクトを与えています。こういう時代特有のコーラスワークはやっぱり好きです。
個人的に一番好きな楽曲は4曲目のSouthern Manでしょうかね。
全体的に聴きやすいアルバムでしたね。素朴な雰囲気がいいですし、コンパクトに纏まっているのですらっと聴けます。
是非、聴いてみてください。
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