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【レビュー】『Knocknarea』-Maruja 退廃的な雰囲気がたまらないポストロック作品 【感想】

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アルバム感想
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追記:加筆修正

 

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『Knocknarea』-Marujaのレビュー及び感想

 今回聴いていったのはMarujaというアーティストの新アルバム『Knocknarea』です。

 どうして聴こうと思ったのかというと、Rate Your MusicというサイトにRecommendationsという機能があるんですが、これまでの自分のレビューの傾向等を元にオススメのアルバム等を教えてくれるみたいなんですよね。そこで一番上にあるアルバムがこれだったので聴いてみようと思いました。

 どんなアーティストなのか調べてみたんですが、全然情報がないんですよね。BingAIに投げてもあまり情報が返ってこない。一応、このアルバムが初めてのEPになってるっぽいですね。

 聴いてみた感想としては、退廃的な雰囲気がたまらないポストロックといった感じでしょうか。

 重厚なギターと手数の多いドラムが特徴的で、ときにパンク的な要素を交えながらも、大本はオーソドックスなポストロックといった感じで進んでいきます。

 しかし、このアルバムで特徴的なのがジャズ的なサックスのサウンドですね

 このサックスが入るだけでアルバム全体がかなり引き締まった印象になります。怪しげなフレーズによってポストロックが生み出す退廃的な雰囲気がさらに深いものとなっていて、聴いていて思わず拍手してしまいましたね。

 収録されている曲は四曲なんですが、聴いていると長尺の一曲のように聴こえますね。最後の曲ではギターが吹き荒れてかなり盛り上がるような感じになっているので、最初から最後まで飽きずに聴くことができましたね。

 ですが、これは逆に言えば全曲が似たようなテンポや似たような雰囲気の曲ということでもあるので、その辺りは合わない人がいるのかなと思ったり。私は普通に気に入りましたね。

 是非、聴いてみてください。