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【レビュー】『GAIA』-Janne Da Arc【感想】

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アルバム感想
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『GAIA』-Janne Da Arcのレビュー及び感想

 というわけで、今回は3rdアルバムである『GAIA』について書いていきます。

 このアルバム辺りからJanne Da Arcは結構ポップになっていった印象ですね。まだ、V系っぽさを残した楽曲はありますが、ポップな楽曲が多くなっています。

 まず、一曲目のアルバム名でもあるGAIA

 アコギを主体とした開放感のある楽曲ですね。歌詞も曲名通り地球について歌っている感じで、仄かにV系っぽさは残してるんですが、やっぱりポップになっていますね。サビ?のファルセットを用いたフレーズが綺麗です。

 というか、そもそもボーカルのyasuさんの声質がこのアルバムから変わったような気がするんですよね。yasuさんは結構何度も喉をやってる方でして、私もいつ喉を痛めたのかについて全てを把握してないんですが、そういった事情もあって声が変わったのかもしれません。それとも、単に歌い方を変えただけなのかもしれませんが。

 前の荒々しい声から、クリーンな感じの声に変わり、それに合わせる形で曲調も変わったような印象ですね。

 一応、ロック的な楽曲はあります。

 二曲目のセルはベースが暴れまわってる曲で、ギターはあまり目立ってないんですけど、独自の世界観を持っている曲だと思います。

 六曲目のGUILTY PAINなんかはヘヴィなギターが聴ける曲で、かなりロックです。でも、ボーカルはやっぱりそれまでと比べてポップに聴こえますね。

 4曲目のFeel The Windなんかはかなりポップで明るい楽曲です。今までにはなかった厚いストリングスサウンドも入り、アップテンポな楽曲になっています。転調なんかも大胆に行っていて、聴いていて気持ちいい楽曲になっています。こうしたポップな楽曲もクオリティが高いのがJanne Da Arcの凄い点だと思います。

 Janne Da Arcは何故かシングル曲をアルバムの最後の曲にする縛りをしていて、このアルバムを締めくくる曲はシングルのシルビアです。シルビアは車の名前らしいですね。私は車に全く詳しくないので、車種名を聞かれるとシルビアしか思い浮かばない人です。

 ギターのタッピングリフがいいですね。この曲もストリングスを使っていて、yasuの透き通るようなファルセットのおかげでかなりポップになっています。

 と、そんな感じでポップとロックな楽曲がどちらも混在するアルバムだと思います。クオリティの高い曲ばかりなので、聴いて損はないと思います。

 是非、聴いてみてください。

一番好きな曲:feel the wind
オススメな曲:feel the wind,シルビア