Coldplayの1stから最新アルバム(Moon Music)までを聴き終えたので、その記念に個人的なColdplayのベスト・アルバム・ランキングを作成いたしました。オススメのアルバムを紹介するという感じではないのですが、興味を持ってくれたのであれば嬉しいです。
と、一応、Coldplayがどういったバンドなのかについて↓
コールドプレイ(英語: Coldplay)は、イギリス・ロンドン出身の4人組ロックバンド、および21世紀を代表する音楽グループである。代表曲として「Viva La Vida」「Yellow」「Fix You」「A Sky Full of Stars」「Clocks」「Hymn for the Weekend」 などがある。
メンバー4人はユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)の学生寮で出会った。1996年にバンドを結成し、複数回の改名を経て1998年にデビューEP、2000年にデビューアルバムをリリース。これまでリリースしたスタジオ・アルバム9作全てが全英アルバムチャートで1位を獲得している。
特徴として、哀愁を帯びた美しいメロディー、繊細で壮麗なサウンド、叙情的で優しい歌声、メッセージ性に富む哲学的な歌詞、音楽性の変化や多彩さ、多幸感溢れるカラフルなライブなどが挙げられる[7]。
Wiki
Coldplayの凄い所は、時代に合わせて自分の音楽性を柔軟に変化させていく所だと思っています。Coldplayのアルバムを順に追っていくと、似ていると言い切れるアルバムはなくて、どんどんとその音楽性を変化させていっています。それで今なお人気なのですから、時代を見る力がとても高いんでしょうね。
では、第10位からです。
Coldplayアルバムランキング
第10位 『X&Y』
第9位は3rdアルバムにあたる『X&Y』です。
Fix Youという名曲を要したアルバムなんですが、収録時間が一時間越えとColdplayの中だと長めなアルバムなんですよね。長くてもクオリティが高い曲で埋められているならさほど気にならないんですが、個人的には名曲Fix You以外の曲があまり好きじゃないんですよね。
このアルバムからColdplayはポップ方面に舵を切ったとよく言われている印象なんですが、転換点故にまだポップな曲を作り慣れていない感じがあるような気がします。というわけで、Coldplayのアルバムの中では一番低いアルバムとなりました。
個人的に一番好きな曲:Fix You
第9位 『Mylo Xyloto』
Coldplayの5thアルバムが第8位
パラパラパラダイスやEvery Teardrop Is A Waterfallといった名曲を要したアルバムなんですが、私がその二曲をあまり好きじゃないんですよね~
Charlie BrownやHurt Like Heaven辺りはこれまでのColdplayにない面を見せながらも、色々と面白いことをやりながらポップな感じに仕上がっていて好きです。逆に言えばそれ以外の曲はあまり好きじゃないんですよね~
というわけで8位となりました。
個人的に一番好きな曲:Charlie Brown
第8位 『Moon Music』
第8位は現時点で最新アルバムにあたるMoon Musicです。
そのときそのときのメインストリームの状況に合わせて様々なポップソングを生み出してきたColdplayですが、今作ではHip HopやHouseにも手を出しながらも、AmbientやNew Age的な決して人気が出るようなジャンルではないながらも美しい楽曲もある意欲作だと思います。
どのジャンルも聴いてみるとColdplayだなと思わせるのは凄い。ですが、人気が出そうな楽曲はなさそうだし、あまり作りこめてないような感じも受けます。
聴いていて面白さはありましたが、もうちょっと聞きやすさがあればもっと好きになれたと思う作品でした。
一番好きな楽曲:Neon Forest ANGEL SONG
第7位 『Music of the Spheres』
BTSともコラボした本作が第7位。
このアルバムもかなりポップで陽の面のColdplayなんですが、ポップな曲を作り慣れてきたのか、先の二枚のアルバムと比べてこのアルバムの方が好きな曲が多いです。
王道なポップソングHigher Powerに、らしいピアノバラードのLet Somebody Go、そして、BTSとコラボしたMy Universeなど、名曲が沢山あります。
宇宙をテーマにしながらも、コンセプト的な要素はあまり感じないのですが、曲がいいのですんなりと聴くことができるんですよね。
というわけで、先のアルバムの二つより高い7位としました。
個人的に一番好きな曲:My Universe
第6位 『A Head Full of Dreams』
Coldplayの七枚目のアルバムが第6位。
このアルバムはファンクやR&B等、様々なジャンルを用いながらもちゃんとポップに仕上がっている点がいいですよね。今までのColdplayの集大成といった内容で、最後の曲であるUp&Upなんかもそういった内容になっています。ちょっと後半の楽曲が弱いかなと思いますが、バラエティ豊かなアルバムになっていると思いますね。
個人的に一番好きな曲:hymn for the weekend
第5位 『A Rush Of Blood To Head』
名盤と言われる2ndアルバムが第5位です。
このアルバムはClocksやThe Scientistといった名曲が揃っていて、1stアルバムに比べるとピアノの割合が増えて、豪華絢爛な印象があります。先の二曲は私も大好きな曲で何度も聴きます。なら、どうして5位なのかというと、これはColdplayのアルバムでよく感じることなのですが、後半の楽曲群がちょっと弱いかなと思うからですね。
前半に名曲が重なっているので、最後まで聴かないということが多々あるアルバムなので、この順位となりました。
個人的に一番好きな曲:Clocks
第4位 『Everyday Life』
8stアルバムが第4位にランクイン。
世界的な問題をテーマに置いている故なのか、様々な音を聴ける楽曲が揃っている点がいいですね。大人しめな楽曲が多いのも私好みです。その代わり、どのアルバムには一曲は存在したキラーチューンと呼べるようなインパクトのある楽曲はないんですが、逆にそれが素朴な感じで好きですね。統一された雰囲気が素晴らしいです。
そういった理由で4位としました。
個人的に一番好きな曲:Trouble In Town
第3位 『Viva La Vida or Death and All His Friends』
第3位は4thアルバム。
明るいと暗いの中間ぐらいに位置する独特な雰囲気が好きなアルバムですね。全体的に異国感というか、別の世界を旅しているような気分にさせる曲調の曲が多くて、聴いていて楽しくなるんですよね。また、アルバムの最後の曲が最初に繋がっている点がコンセプトを感じられて好きです。大名曲のViva La Vidaもあり、隙のないアルバムだと思います。
そんな感じで第3位にしました。
個人的に一番好きな曲:Cemeteries of London
第2位 『Ghost Stories』
第2位になったのは六枚目のアルバム。
全体を包む冷たい雰囲気が大好きですね。1stとは違う、暗い感じがたまりません。ひたすら沈み込んでいくようなボーカルのファルセットや電子音が胸に沁みるんですよね。よくこのアルバムで言われる、a Sky Full of Starsがアルバムにあってないという点も私はあまり気にならなくて、逆にこの開放的な曲が最後の方に入っている点がいいですね。
そういった理由で第2位としました。
個人的に一番好きな曲:Magic
第1位 『Parachutes』
全てはこのアルバムから始まったという1stアルバムが第1位。
素朴なギターロックアルバムなんですが、ギターのアルペジオやボーカルのファルセットが生み出すメランコリックな雰囲気が大好きですね。シンプルで静かな曲が多くて、インディーロック色が強いアルバムなんですが、そういった曲が好きな私にはたまらないアルバムです。名曲Yellow以外にも光る曲が沢山あって、今でもふとしたときに聴き直してしまうアルバムです。
そんな1stアルバムが第1位です。
個人的に一番好きな曲:Spies
まとめ
いかがだったでしょうか。
ランキングを見て貰えばわかると思いますが、私はどちらかというと静かで暗い曲が好きなタイプです。なので、ランキングもポップな曲を収録しているアルバムが下位にいく傾向にあります。
Coldplayはアルバムごとに音楽性が違うアーティストなので、ランキングを作る人によって全く違うランキングになることでしょう。よかったら、皆さんも自分のランキングを作ってみてはいかがでしょうか。
ということで、Coldplayのアルバムランキングでした。
第10位 『X&Y』
第9位 『Mylo Xyloto』
第8位 『Moon Music』
第7位 『Music of the Spheres』
第6位 『A Head Full of Dreams』
第5位 『A Rush Of Blood To Head』
第4位 『Everyday Life』
第3位 『Viva La Vida or Death and All His Friends』
第2位 『Ghost Stories』
第1位 『Parachutes』