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【レビュー】『A Head Full of Dreams』- Coldplay【感想】

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アルバム感想
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『A Head Full of Dreams』-Coldplayのレビュー及び感想

 色彩豊かなアルバムジャケットの通り、このアルバムはバラエティ豊かでポップなアルバムだと私は思っています。シンセポップからファンク、R&Bなどの様々なジャンルを横断しながら、いつものColdplayらしいピアノバラードもあったりと、飽きさせない構成になっています。また、初めて他アーティストのフィーチャリングがあるという点も従来と違う点でしょう。

 1曲目の踊れる感じのクールなベースラインが光るA Head Full Of Dreams。後半からViva La Vidaやパラパラパラダイスよろしく「おーおー」パートが入って盛り上がります。

 3曲目はあのBeyonceが参加しているHymn for the Weekend。これまた今までのColdplayにはなかったR&B的な楽曲なんですが、様々な打楽器の音がいいですね。サビもキャッチ―で印象に残ります。

 5曲目のAdventure of a Lifetimeはファンキーなナンバー。ギターのリフもキャッチ―でいいですね。ここまでファンクに寄せた楽曲も今まではありませんでしたよね。

 こうしてこれまでのColdplayを振り返ってみると、本当にどんどんアルバムごとに変わっていて、様々な種類の楽曲を作ってきたんだなというのを感じますね。もう、このアルバムからは初期にあったロック的な楽曲は見当たりませんし、時代の流れを見て作っていく能力が高いのかなと思います。未だに人気が高いですからね。

 ですが、このアルバムに関してはバラエティ豊かではあるんですが楽曲が作りこめてない感じがあって、五曲目までは名曲が続くんですが、それ以降の曲は個人的にあまり印象に残ってないんですよね。そこだけが残念かなという感じです。

 しかし、間違いなく前半部分は素晴らしい楽曲が揃っていると思います。

 是非、聴いてみてください。