『Desire, I Want To Turn Into You』-Caroline Polachekのレビュー及び感想
これまた話題になっていたアルバムなんですが、聴けてなかったので聴いてみようと思います。
今回も例の如く、全曲に対して一言ずつ感想を書いていく形で行こうと思います。初めて聴くアーティストなので、どんなジャンルなのか、どんな声なのかすら私は知らない状態なので、率直な感想を書いていこうと思います。
では聴いていきましょう♪
全曲感想
※赤太字は一番好きな曲、赤字は好きな曲。
①Welcome To My Island
最初、Art Popかなと思ったら、エレクトロなサウンドに切り替わります。開放感のあるサウンドがいいですね。伸びやかなボーカルも気持ちよく、始まりを告げているみたいです。いい感じにポップですね。
②Pretty In Possible
アカペラから始まり、電子的なドラムで進んでいく曲。柔らかなシンセ音がいいですね。何処か自然に溢れた場所で誰かが踊っているようなイメージが湧いてくるような曲だと思いました。後半のシンセがいい味を出しています。
③Bunny Is A Rider
ベースラインがかっこいいですね。音数の少ない隙間だらけのサウンドがクール。口笛みたいな音がいいですね。耳を澄まして聴いてみると、意外と色々な所で薄い音が鳴っていて面白い。
④Sunset
ラテンっぽい感じの曲。いい感じにノレル曲ですね～
⑤Crude Drawing Of An Angel
スローテンポで、ビート感の薄い、静かな感じの曲。どんどん深く沈み込んでいくような曲調がいいですね。何処か異国風で、砂漠を歩いているようなイメージが個人的には湧きました。
⑥I Believe
どう言葉にすればいいかは難しいんですが、普通にいい曲です。どの曲も静かなというか、穏やかな曲調で聴きやすいですね。
⑦Fly To You (feat. Grimes and Dido)
このアルバムで唯一のフィーチャリングのある曲。途中で入るギターが素晴らしい。性急なビートの曲なんですが、やはり曲調自体は穏やか。ボーカルが早口になったりせず、伸びやかに歌っているからかもしれません。あと、あんまりゲストが参加してる感は個人的になかった。
⑧Blood And Butter
途中で入ってくるバグパイプ(であってるかな？)の音がいいですね。基本的に電子的な音で彩られたアルバムですが、こういったアクセントで入ってくる様々な有機的な楽器の音が飽きさせてくれませんね。
⑨Hopedrunk Everasking
神秘的……聴いていてうっとりとしてしまいますね。別の世界の音楽のように感じられます。リバーブのかかったコーラスも素晴らしい。私、こういったアンビエント的な曲が好きなんですよね……
⑩Butterfly Net
お、ドラムが電子音ではなくて生音っぽい感じの音ですね。これまた美しい楽曲。
⑪Smoke
綺麗な曲……もう、語彙力が足りない。「たーららたーらら」というフレーズが癖になりますし、快活な印象を与えますね。
⑫Billions
右耳と左耳で繰り広げられるハモリパートがただただ美しい。大団円という感じで終わっていくのですっきりですね。
まとめ
ただただうっとりするような美しいメロディが素晴らしかったですね。ファンタジーチックな曲がいっぱいで聴いていて楽しかったです。ちょっと、似たような曲調が多くてだれてきちゃった部分はあるんですが、全曲クオリティが高いので最後まで聴けましたね。
まだ聴いていない方は是非聴いてみてください。
