現時点(2025年9月)で発表されている藤井風さんのアルバムを全て聴きましたので、今回は個人的なアルバムランキングを作成いたしました。
楽しんで頂けると幸いです。
それではどうぞ。
※カバーアルバムは抜いています。
藤井風の個人的なアルバムランキング
3位:Prema(2025年)
3位は2025年発表の3枚目のアルバムPremaです。
2ndアルバム後のシングル曲は収録されず、全編英語歌詞と、また新たな藤井風を見せてくれた作品だと思います。
懐かしい感じのシンセR&Bで、全体的に無駄を削ぎ落したシンプルなサウンドが沁みますね。
歌詞が英語ではあるのですが、藤井風節が利いているのか、J Popらしさは消えていないのが不思議です。そのおかげか口ずさみやすいポップな音楽に鳴っていると思います。
ただ、個人的には方言を取り入れた歌詞も彼の魅力だと思っていたので、それがなくなったのはちょっと寂しかったかな。あと、1stの「死ぬのがいいわ」とか2ndの「きらり」的なキラーチューンも欲しかったですね。
そういった理由でこの順位となりました。
一番好きな楽曲:Hachikō
2位:HELP EVER HURT NEVER(2020年)
2位は1stアルバムであるHELP EVER HURT NEVERです。
ピアノを主体としたオシャレな楽曲が並ぶんですが、なんなんwや死ぬのがいいわといった方言を交えたユーモラスなボーカルがそれに上手くマッチしているのが素晴らしい。
特に海外の人気も高い死ぬのがいいわは日本語との親和性が低そうなTrapビートの上でも、違和感なく展開されているのが衝撃的でしたね。
どの曲もピアノが目立っているのですが、ジャズ的だったり、クラシカルだったりと、様々なアプローチから楽曲が作成されているのも凄くいいです。
それでも似た雰囲気の楽曲が多いので、通して聴いていると若干ダレてしまいがちですが、どの楽曲もクオリティの高い良盤だと思います。
関連記事→『HELP EVER HURT NEVER』-藤井風
一番好きな楽曲:死ぬのがいいわ
1位:LOVE ALL SERVE ALL(2022年)
1位は2ndアルバムであるLOVE ALL SERVE ALLです。
大ヒット曲きらりが収録されていたりと、ポップ色が強くなったためか、1stの方を好んでいる人の多そうですが、個人的にはこっちの方が好きですね。
使われている楽曲も増え、よりカラフルになったというか、さらに音楽性が拡張されたような印象があります。
まつりのようなTrapビートと和風を上手くミックスさせた良曲もあり、バラエティに富んでいるためか、通して聴いていてワクワクするアルバムですね。
そういった理由で1位としました。
一番好きな楽曲:きらり
まとめ
どの作品も良盤でランキングをつけるのが難しかったですね。
次のアルバムが今から楽しみです。
それでは今回はこんなところで。
1位:LOVE ALL SERVE ALL(2022年)
2位:HELP EVER HURT NEVER(2020年)
3位:Prema(2025年)

