「裸の王様」- Jagataraのレビュー及び感想
なんとなく聴いてみたら物凄くよかった作品。
全然知らなかったんですが、JAGATARAは日本のバンドだったみたいですね~。
JAGATARA(じゃがたら)は、江戸アケミをリーダーとする日本のファンク・ロックバンド。
1979年3月活動開始。1982年にアルバム『南蛮渡来』を発売。1983年から1985年にかけては江戸の精神的不調により活動休止。1989年にはアルバム『それから』でBMGビクターよりメジャーデビュー。1990年1月27日江戸の入浴中の事故死により、解散した。
その後も数度に亘り散発的に「JAGATARA」を冠した公演が行われ(後述)、江戸の没後30年である、2020年1月27日(江戸アケミ命日)より「Jagatara2020」として再始動。
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あまりアーティストについて評したり、表現するときに他のアーティストの名前を出すのはあまりよくないという風潮がありますが、あえて例えてみると「Talking Headsっぽさがあるな」と思いました。
要するにファンキーでノリノリになれる作品でしたね。これこそNew Wave!という感じの。
アルバム内容はなんと4曲のみなんですが、一曲が長めなのでそれでも30分以上となっています。
どの曲もギターのファンクなカッティングがクールで、繰り返されるビートに思わず踊ってしまいそうです。ライブとかあったら絶対に楽しいだろうな……想像が容易にできる楽曲たちです。
ファンクというと、ずっと同じパートを繰り返すイメージがあるのですが、本作は繰り返しを基本としつつも所々でキメを入れたり、違うパートを挿入する感じで繋いでいる感じ。
これが長めの楽曲をより聴かせてくれていいと思いますね~。
一番好きな楽曲はアルバムタイトルにもなっている裸の王様。左で鳴っているギターのフレーズがとてもかっこいいし、滅茶苦茶のれる。
最後のもうがまんできないも前の3曲とちょっと雰囲気が違う感じなんですが名曲。
日本にもこんなバンドがいたんですね~、もっと色々な邦楽を掘っていきたいと思いましたね。
一番好きな楽曲:裸の王様