Twitterのトレンドに「声帯ポリープ」とあって、なんだろうなと思って調べて見たらこんな記事がでてきました↓
ヒゲダン藤原聡、声帯ポリープを発症 療養のためイベント出演を見合わせ「断腸の思いで決めました」
人気バンド「Official 髭男 Dism」のボーカルの方が声帯ポリープを発症したのがトレンド入りしたきっかけのようです。
最初この記事を見たとき、「ああ……そうか」という気持ちが半分、そしてもう半分が「やっぱりなったか……」という気持ちを抱きました。
声帯ポリープはボーカリスト、喉を使う人にとっては職業病ともいえるものですからね。しかし、名前はよく聞くものの、どんな症状なのかよく知らないんですよね、私。
なので、ちょっと調べて見ました。
声帯ポリープってなんなの?
調べて見ると、こんなことが書かれていました↓
声帯ポリープはどんな病気?
声帯に膨らみ(ポリープ)ができることで、声帯がうまく閉じず、振動も邪魔されるため、発声しにくくなる病気です。ほとんどの場合、ポリープは左右どちらかの声帯にできます。長く放置したり、ポリープが大きい場合には、反対側にもなんらかの症状が現れてきます。
https://www.iwano-jibika.or.jp/polyp/
要約すると、膨らみが邪魔して声が出にくくなるという症状のようですね。人は声帯を震わして発声するわけですから、ここに膨らみができると発声の邪魔になってしまうのでしょう。
これは二日ほど前に髭男のYoutubeチャンネルに公開されたライブ映像なんですが、こうして聴くと結構声が出にくそうに聴こえますね。映像中で「最後の曲です!」と言っていて、何曲も歌った後だからなんだろうなと初めて聴いたときは思っていたんですが、声帯ポリープと聞くとそれが原因なのかもしれませんね。
というか、ポリープができていたってことは髭男のボーカルである藤原さんの声も前と変わっているのかもしれません。
これがPretenderを出した頃の声で、
これが最近の声。
気のせいかもしれませんが、ちょっと、前の方がクリーンな感じに聴こえ……る?
ちょっと私にはわかりません。ちゃんとした方が聴いたら差がわかるのかもしれませんけど。
そもそもポリープができる原因ってなんだ?
声帯ポリープができる原因
声を酷使したり、風邪や喫煙などにより炎症を起こすと声帯の粘膜に充血が起こります。充血している時に大きな声を出すなど声帯を酷使すると、声帯粘膜の血管が破れて内出血し血腫ができます。血腫ができて腫れた状態で大きな声を出し続けるとポリープになってしまいます。血腫ができた時点で、その後大きな声を出さず安静を保つことで血腫が吸収されて自然治癒することもあります。
https://www.iwano-jibika.or.jp/polyp/
要するに、喉の酷使が原因ということですね。
これに関しては結構前から懸念されていたことで、藤原さんのボーカルの特徴って、
滅茶苦茶音域が広いことだと思うんですよね。こんなの、一般男性は普通歌えませんよ難しすぎて。ボーカルラインも広い音域を活かして滅茶苦茶高い所にいったり、低い所にいったり……よくこんな曲歌えるなと毎回聴いて驚いていました。転調しまくるのになんなく歌っていて凄いと思います。
そりゃ、こんな難しい曲を歌い続けていたらいずれ壊れちゃうよな……というのが、最初に抱いた私の半分の気持ちの理由ですね。
しかも、髭男ってライブ本数が結構多いような気がするんですよね。
上のリンクのライブ日程を見ると、かなりの数をこなしていたことがわかります。9月~2月まであまり休みなくライブしてたようなんですよね。
ちょっと上のサイトがどれくらい信頼できるかはわからないんですけど、他のアーティストのライブ日程と比較してみても、髭男は結構ライブ数が多いバンドのように見えました。
上記のことからかなり藤原さんが喉を酷使しているなと私は思いました。
まとめ:また声を聴けたらいいなと思う
職業病と言われる通り、声帯ポリープになったボーカリストはかなりの数います。
しかし、幸いにも治療が可能な症状のようなので、回復することを望むばかりです。ネットで調べる限り1週間~2週間ほどで治るようですが、完全な状態に戻すには時間を要することになるでしょう。
以前のような声が完全に戻るかどうかは定かではないですが、また、藤原さんの声が聴けたらいいなと私は思います。