「The Life of a Showgirl」- Taylor Swift
Taylor Swiftの新譜を聴きました。
婚約を発表してから初めてのアルバムですね。
今まで様々な名ラブソングを世に出してきた彼女が、今回の新譜でどのような音を鳴らしてくれるのか楽しみでした。
一聴して思ったのは、最近のTaylor Swiftよろしくシンセポップなサウンドが中心ですが、若干ロックやフォークといった多ジャンルの要素も混ざっている感じ。
音の装飾が抑えられている感じで、全体的に落ち着いていて聴きやすいです。
それでいてポップスターらしい耳に馴染むポップなボーカルに、影を帯びたようなメランコリックな感じもあって素敵ですね。
最近の作品はJack Antonoff等が参加していましたが、今回はMax Martin等の昔の作品で共にアルバムを制作していたメンバーで作成したみたいなので、少し雰囲気が変わった気がします。
個人的には「THE TORTURED POETS DEPARTMENT」や「Midnights」と比較すると、本作の方が好きかなといった感じです。
リスナーの反応を探ってみると評価は低そうですが……私は結構好き。
2曲目のElizabeth Taylorのメロディとかもとてもキャッチ―ですしね。
最後はSabrina Carpenterのコラボ曲。まあ、新旧のポップスターだしコラボも必然よね。
ストリングスがいい味を出している良曲です。
ただ、どの曲もインパクトに欠ける感じはあります。
最初の二曲は好きなんですが、以降は若干弱めかなと。
もうちょっとグッとくる曲が欲しかったかな。
個人的にはまたfolkloreやevermoreみたいな路線も期待したいけど……あれはコロナの閉塞的な空気故の作品だろうしな……。
一番好きな楽曲:Elizabeth Taylor
余談:そういえばActually Romantic聴いたとき一瞬PixiesのWhere Is My Mindが頭を過りました。
久し振りに聴きましたがやはり名曲ですね~。