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【レビュー】「I Didn’t Mean to Haunt You」- Quadeca【感想】

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I Didn't Mean to Haunt You-Quadeca-アイキャッチ アルバム感想
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【レビュー】「I Didn’t Mean to Haunt You」- Quadeca【感想】

 2025年に出る予定の新譜Vanisher, Horizon Scraperの先行曲が素晴らしすぎたので、現時点での最新作である

 やはり名盤です。フォークとエレクトロニカと、ヒップホップが調和し、喧嘩しながらも美しく調和した感じがたまらなく好きな作品です。
 終始カオスなのに、その中に美しさも混じった幽玄な雰囲気がたまりません。

 そして、再聴して改めて思ったのはやはりメロディの強さです。

 実験的な要素に目がいきがちですが、うっとりとするような美メロが随所で聞こえてくるんですよね。

 時折、Frank Oceanっぽさがあるというか、フィルターがかかって機械的になっているはずなのに幻想的な響きを感じられる時があります。

 特に二曲目のtell me a jokeなんかは素晴らしい。聴いていて涙が出てきそうになります。

 電子の中に混ざるフォークの現実的なサウンド……この不安定な雰囲気がやはり心地よいんですよね。

 5曲目のborn yesteday「あああ~」と下がっていくメロディラインも気持ちがいいです。

 とにかくボーカルが想像していた以上にポップなんですよね。

 鳴っている音の凶悪さとは裏腹に、結構聴きやすいアルバムなんじゃないかなと思います。

 新作も先行曲の段階ですが、本作よりも柔らかな雰囲気になりそうな感じなので、私が好きそうな作品になってそうでとても楽しみです。

 それでは是非、聴いてみてください。名盤です。

 一番好きな楽曲:tell me a joke