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【レビュー】「Happier Than Ever」-Billie Eilish【感想】

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アルバム感想
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ビリー・アイリッシュの「Happier Than Ever」をApple Musicで
アルバム・2021年・16曲

 

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「Happier Than Ever」-Billie Eilishのレビュー及び感想

 前作から約二年というスパンで出された2ndアルバム。

 そんな短い期間しか経っていないんですが、当時は彼女らには「1stの頃の人気と勢いと比べたら今は大分落ち着いたな」という印象を私は持っていました。最近のコンテンツの消費スピードってとんでもないですからね。

 とはいっても、全然人気はあったわけなんですが、どうして私がそんな印象を抱いたのかと言うと、多分、アルバムより前に出された先行曲が個人的に微妙だったからだと思います。Lost CauseとかNDAとかね(好きな人も勿論いるんでしょうけど)。

 あと、bad guy的なキラーチューンも聴いた感じなくて、どうなるのかな……と思っていたんですが、実際に聴いてみると全体的に結構好きなアルバム。

 1stアルバムに比べると棘が落ちたというか、ダークな感じは薄れたんですが、その分ポップさが増したように思います。音楽のジャンルも増えたというか、バラエティに富んだ印象です。

 あと、スローテンポな曲が多いのは変わらずなんですが、こっちの方が静かで美しさに舵を切ったような楽曲が多い。

 この辺りからBillie Eilishの楽曲は静かで素朴な雰囲気の楽曲が多いと個人的に思います。このアルバムもそうだし、直近だとWhat Was I Made For?とかもそんな感じだし。

 ただ、このアルバムはまだそっちに振り切った感じではなく、OxytocinGOLDWINGなど、1stの頃のダークな雰囲気だったり、実験的な要素を感じさせる楽曲もあります。

 一番印象的なのはやはりタイトル名にもなっているHappier Than Everでしょうか。穏やかな所から爆発するみたいにロックな展開に移るのはよくある構成ではあるんですけども、滅茶苦茶意外ですしかっこいい。

 楽曲単位で行くと前作の方が好きな曲は多いんですけど、アルバムとしてみると2ndの方が好みですね。

 新作は先行曲がないということで全く予想ができませんが、一体どんな路線でくるのか楽しみです。

一番好きな楽曲:Happier Than Ever