【レビュー】「undun」- The Roots【アルバム感想】
Hip Hopユニットやグループは結構あるんですが、Hip Hopのバンド形態というのは珍しいと思ってます。
今回聴いたのはそんな珍しい形態のHip HopグループのThe Rootsの作品。
全体的にアンビエント的というか、儚げなピアノが目立つトラックが多くて、聴いていて踊れるというよりかはうっとりとする印象。
The Rootsはジャジーなトラックが特徴的なバンドだと思っていたので、イメージと違ってびっくりしたんですが、これがかなりいい。
何処かロマンチックというか、なにかを置いてきてしまったような虚無感があるというか、コンセプトアルバム故の切ない統一感が個人的に好きですね。
最後はSufjan Stevensの楽曲から展開していくようなインスト楽曲が並ぶのは「ん?」と思ったけど、曲がいいのでそこまで気にならなかったですね。
意外と歌っているパートも多くて、この歌メロディが滅茶苦茶印象に残るのもいい。
総じてかなり好きなアルバムでしたね。一番好きな楽曲はLightHouseですかね。シンセ音?が凄くいいですし、ボーカルのメロディラインが素晴らしい。
是非、聴いてみてください。
一番好きな楽曲:LightHouse
リンク