「Titanic Rising」-Weyes Bloodの感想及びレビュー
今回はWeyes Bloodの新譜「Titanic Rising」の感想及びレビュー記事を書いていこうと思います。
最近邦ロックという言葉がTwitterで溢れているんですが、個人的にあまり邦ロックとJ-Rockの区別をつけてなくて、ただただロックっぽかったら邦ロックだと認識しています。
邦楽の特徴と言えば、私的には壮大感のあるストリングスだと思っています。ストリングスが目立っている音楽ジャンルでBaroque Popというものがあるんですが(別に目立ってないものもありますが)、同じストリングスでも、全然質感が違うような気がするんですよね。
ですが、具体的な違いというのはよくわからなかったので、今回はBaroque Popの名盤とされる「Titanic Rising」を聴こうと思ったわけです。
で、聴いてみたんですが、懐古的でありながらも、何処か現代的な雰囲気も感じられるような壮大な作品だと思いましたね。
どの楽曲もストリングスがあしらわれているんですが、壮大でありながらもすっきりとしています。どうしてこんなにもすっきりとした感じで聴けるんでしょうかね? 不思議です。
どっしりとした感じの歌声もいいですね~。
多分楽曲的には70年代の影響を強く受けていると思うんですが、私は勿論当時は生きていないんですけども、どうしてか聴いていると懐かしい気持ちになるんですよね。体験したことのない過去に思いを馳せてしまうというか……不思議です。
不思議なことばかりの作品ですが、素晴らしい作品だと思います。当初の目的だったストリングスの使い方の違いについてを完全に理解はできなかったんですが、この作品に出会えてよかったです。
是非、聴いてみてください。
一番好きな楽曲:Something to Believe