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【レビュー】「’Allelujah! Don’t Bend! Ascend!」-Godspeed You! Black Emperor【感想】

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アルバム感想
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「’Allelujah! Don’t Bend! Ascend!」-Godspeed You! Black Emperorのレビュー及び感想

 今回はGodspeed You! Black Emperorのアルバム「’Allelujah! Don’t Bend! Ascend!」の感想及びレビュー記事を書いていこうと思います。

 前にレビューした作品が結構好きだったので、他の作品にも手を出してみたいなと思って聴いてみた次第です。

 当時は10年ぶりの新作ということでかなり期待されていたみたいですね。

 収録曲は20分程度の曲が2曲と6分程度の曲が2曲というかなり変わってますが、このバンドに関してはこれが平常運転という感じなのでしょう。

 長い時間を活かして、ゆっくりと徐々に熱を帯びていくような演奏が素晴らしいです。まさに激情という感じ。どんどん重なり大きくなっていくギターやストリングスのリフが聴いていて気持ちいいです。

 オリエンタル的な雰囲気がたまらないです。一つの楽曲の中でずっと同じメロディが繰り返されるわけではなく、途中で変化していく構成はちょっと継ぎ接ぎに聴こえるときがあるんですが、何処を切り取っても素晴らしいサウンドが広がっているのであまり気になりません。もう、勢いで全部押してる感じがいいです。

 ただ、間に挟まっている6分程度のドローン曲は正直イマイチ。長尺曲で最高潮に達した熱を冷ますようなインターバル的な意味合いの楽曲なのかもしれないですが、別になくてもいいなと個人的には思いました。

 素晴らしいポストロックです。名盤です。

 是非、聴いてみてください。