「drukQs」-Aphex Twinのレビュー及び感想
今回はAphex Twinの新譜「drukQs」の感想及びレビュー記事を書いていこうと思います。
このアルバムは今回が聴くのは初めてなんですが、少し前に一度聴いてみようとは思ったんですよね。
どうしてかというと、このアルバムに収録されているAvril 14thがKanye WestのBlame Gameという曲でサンプリングされていたので気になったんですよね。
なんですが、収録曲数30曲、収録時間1時間30分を前に尻込みして聴けなかったんですよね~。アンビエントやテクノ、ドローンは性質上かなり人を選ぶジャンルだと思うんですが、そういうジャンルに限って時間が長いものが多いので、中々手が出しづらいですね~。
ですが、近いうちに新作EPが出るということで、今回聴いてみようと思ったわけです。
で、聴いてみた感想としては、高クオリティなDrill and Bassとアンビエントピアノが聴ける作品だと思いましたね。
楽曲としては主に二種類あって、速いテンポの変則的なドラムビートが聴けるDrill and Bass系の楽曲、もう一つがピアノを基調としたゆったりとした雰囲気の楽曲という感じで、大体曲数は半々という感じです。ですが、前曲の方が一曲の時間が長いので、あまり半々という感じはないんですが。
個人的に前曲はあまり刺さらなかったな~という感じ。『Richard D. James Album』もあまり刺さらなかったので、こういう系統は好みじゃないのかもしれません。
ですが、後曲のピアノ系の楽曲はかなり好きです。金属音的な音が入っていたりするのもいいアクセントになっていますし、淡い雰囲気がたまりません。こういった楽曲を聴きながらだといい夢が見られそうな感じです。
ですが、先ほども書いた通り、こういった楽曲はかなり短いんですよね~。もっと聴きたいなと思いました。
あと、やっぱり1時間30分超えは長い……私にはちょっと厳しかったですね。
是非、聴いてみてください。
一番好きな楽曲:Avril 14th