AOTYで評価が高かったので、聴いてみました。
しかし、よく見たらジャケットが卑猥なアルバムですね……
そりゃあ、AOTYのタグでPen〇sってつきますわ……
では、聴いていきましょう。
全曲感想
※赤太字が一番好きな曲、赤字が好きな曲です。
①Donkey Show
Nine Inchを思い出すような耳が痛くなりそうなインダストリアルなサウンドが特徴的な曲です。いきなり轟音が耳になだれ込んでくるのでびっくりしました。だけど、曲自体はダンスポップな感じ。
②Mosquito
1曲目もそうですが、歌っているというよりも絞り出しているといった方が正しいようなか細い声のボーカルですね。 ですが、薄っすらと絶叫しているようなボーカルも聴こえてきます。パンクっぽさも仄かに香ってますね。
③Crossing Guard
4つ内に裏拍のハイハットと。ダンスポップ的な曲なんですが音があまりにも凶悪すぎます。キーンとまではいかないんですが、耳が痛くなりそうです。だけど、全然ノレテしまう曲。
④Slate
3曲目から4曲目に変わったのに最初気づけなかった……これまた踊れる感じの曲。結構、音が抜けるパートが多いですね。それがより一層轟音を際立たせているような気がします。右耳で流れる割れたような高音が癖になります。
⑤Divers
さっきまでの曲から一転して、幻想的な音から始まる曲。だけど、段々と音が不穏になっていく。このコントラストがたまらないですね。音数は少ないんですが、それを全然感じさせません。穏やかだけど心休まらない感じがいい。
⑥Amaranth
そしてまたインダストリアルなサウンドに戻ってきます。裏拍にハイハットが入るせいか、これまたダンスポップ的に聴こえてきますね。ですが、いきなり音が抜けるので、徹頭徹尾踊れるかというとそこまでではないって感じの曲が多いですね。
⑦Pure Mode
曲名にPureとかあるけど全然そんな感じじゃない曲。十分インダストリアルなんですけど、このアルバムの中だと大人しめな曲……だと思っていると後半の畳みかけに圧倒される。盛り上がりきる前に曲が終わるのがちょっと名残惜しい。
⑧Maria
もう音階が聞き取れないほどの凶暴な音の波が逆に心地よく感じられますね。右耳で流れる高音(多分ギターの音かな?)が病みつきになります。最後のカオスっぷりが好き。
⑨Sleepless
Skeeplessって、そりゃあこんな音を流されたら眠れないよっていう。ねじ曲がったような音が耳から離れません。薄っすらとピアノの音っぽいのが聞こえるんですが……もっと前に出て来いよと言いたくなるくらいには主張が薄い。音の洪水という形容が正しい感じの曲ですね。
⑩Sun In
他の曲では聴けなかったクリーンなギターのコード弾きを聴くことができる曲。最後の曲にふさわしい穏やかな曲。いつあの轟音が来るのかと待つんですが、結局来なくて意外だった。
まとめ
10曲で37分とコンパクトに纏まっているアルバムですが、これが正解だと思います。ここまで凶悪な音を1時間も聴いてたら耳と頭が痛くなります笑。これくらいの長さがちょうどいいと感じました。
キラーチューンとなるほど飛びぬけた曲は個人的にはないかなと思いますが、どの曲もクオリティが高かったと思います。インダストリアルなサウンドに全然抵抗がない人は是非、聴いて欲しいと思いました。
おすすめです。
因みに私はAmazon Music Unlimitedで聴いてます。おすすめです↓