前話→【アニメ感想】「ぬきたし THE ANIMATION」- 第8話~第10話
ぬきたしの最終話を視聴しました。
配信のみとはいえ最後まで見れたのは、なにか感慨深いものがありますね……
それでは下記に感想です。
※アニメ及び原作のネタバレを含みます。
あらすじ
常夏の孤島・青藍島(せいらんとう)。 ドスケベ条例によって、島中どこでもドスケベセックスが
許可・推奨されているこの島では、学舎もまた例外ではなく、
FS(Future SHO)による「非性産者」の取り締まりと条例遵守が
徹底されていた。ドスケベセックスに溺れ、それを強要する同調圧力が蔓延する狂気にも
満ちた環境で、誇り高き童貞の橘淳之介は、
反交尾勢力・NLNS(No Love No Sex)を立ち上げ、ドスケベ条例を
破壊するべくFSへと潜入する。 すべては、愛あるセックスを守り抜くため。 マイノリティには目を瞑り、人の心と尊厳を踏みにじる憎き条例を潰すため――。しかし、FSとして過ごす日々の中で、淳之介は知っていく。 FSでなければ、青藍島でなければ生きられない者たちの存在を。 その素顔と温もりを。
「俺が…ドスケベ条例をぶっ潰す!」 自分が壊そうとしているものは、本当にドスケベ条例だけなのか。 掲げた正義の向こう岸にあったのは、もう一つの正義。
愛と性の物語は、新たな局面を迎えていた。
引用元:引用元:© Qruppo/青藍島観光協会(https://nukiani.com/)
大まかな流れとしてはNLNSとFSの相対する存在が手を取り合って、新たなドスケベの世界を見出す感じ。
熱いバトルあり、終盤でも変わらない下ネタと、終始見所のある最終話でした。
展開が熱い

最初から最後まで見所たっぷりだった最終話だと思います。
淳之介とラスボス(桐香様)との対決シーンは、セリフも見た目も下ネタ塗れですが、勢いで持っていかれましたね。
ドスケベ条例をぶっ潰すために各々が別の場所にいながらも頑張り、最終的には敵味方で手を取り合う展開は王道で熱かったですね。OPが流れるのもいい。
和解もうちょっと双方が近づくための描写が欲しかったけど、終わりよければすべてよし。
尺が足りていない気がする……

原作よりもキャラが増えた分、それぞれの関係性や内側の掘り下げがやはり足りていない印象でしたね。
最後も駆け足気味でしたしね。色々と描写が足りていない部分はあったと思います。
他のアニメと同じく12話や13話構成では駄目だったのだろうか……尺がもう少しあれば、まだ良かった気がします。
ただ、細かい所は置いておいて、大筋については一つの形を作ってくれたのかなと思います。
最後まで貫き通したことを褒め称えたい

このご時世にここまで振り切った描写をアニメでやってのけたのは賛否両論でしょうが、素直に凄いと思います。拍手です。
下ネタ等で脱落する人も多いでしょうが、原作からある一つのテーマを描き切ったのは良かったですね。
ED後にもわかりやすく説明してくれたしね。
まとめ
色々と不満点はありましたが、満足のいく内容で良かったです。
ある意味「絶対映像では見れない作品だろう」と思っていましたし、こうして動き回っているキャラを見ているだけで楽しかったですね。
結末に関してはEDがあの感じだったので両勢力が和解するのは読めてはいましたが、思っていたものとは少し違いましたね。
上では手を取り合ったと書いたけど、まだ互いに歩み寄っただけの感じ。それだけでも大きなことではあると思いますが。
終わり方的には完全燃焼といった感じではないので、ここから続きを書けそうな感じではありましたよね。
さらに展開できそう……もしかして、2期も可能だったり?
でも、その前にQruppoさんは新作をお願いします。
アニメの視聴はこちらから↓
ぬきたし THE ANIMATION

