「ナイトクルージング」- Fishmansのレビュー及び感想
楽曲感想記事第2弾です。いきなり最近の楽曲ではなく昔の楽曲なんですが、まあ、その辺りは私の気分次第ということで……
二曲目はFishmansの「ナイトクルージング」という曲です。今や伝説の日本のバンドとなった(世間的な認知は別として)Fishmansの代表曲とも言える楽曲ですよね〜。
当時どれくらい売れたかは知らないんですが、そこまでメジャーなアーティストではなかったそうなので、あまり知名度はなかったのかもしれません。
しかし、本曲は現在に至っても多くの人に聴かれている不朽の名曲だと思います。
コードは2つを繰り返すシンプルなもので、その上に乗るギターのメロディが美しく、浮遊感があります。この身体性のなさというか、空虚な感じがたまりません。
ずっと同じ感じのものが繰り返されていくし、それでいて6分と長いのに、聴いていて全然飽きません。
曲名通り夜に合う楽曲だと思いますね。
歌詞は「あの子は運び屋だった」等あり、ちょっと不穏な感じを匂わしていて、ボーカルの佐藤さんが辿った結末を思うと、ちょっともやっとしてしまいますね。
あと、Liveバージョンだとちょっとアレンジが加えられているんですが、Liveバージョンはあまり好みじゃないんですよね~。
主体となってるギターのリフが変わっているんですけど、私は音源の方のリフの方が好きです。まあ、それでもこっちはこっちでいいんですけどね。
とにかく、もっと広まって欲しい楽曲だと思いますね~。
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